北京時間の26日午後9時、華為（ファーウェイ）はフランス?パリにあるパリ マリオット リブ ゴーシュ ホテル & カンファレンス センターでスマートフォン新製品「P30」シリーズを発表した。最上位モデルの「P30 Pro」はライカ?クアッドレンズカメラを搭載し、超高感度カメラ、屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラ、超広角カメラ、赤外線TOFカメラなどの機(jī)能を搭載している。

ファーウェイの消費者向け端末事業(yè)部門の余承東最高経営責(zé)任者（CEO）は発表會の會場で、「P30シリーズの超高性能カメラつき攜帯電話はカメラ技術(shù)の基本ルールを根本から塗り替えた」と述べた。

ファーウェイの公式説明によると、P30シリーズは超高感度センサーと屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラを組み合わせた最初の攜帯電話になる。ライカ?クアッドレンズカメラのシステムにはプロ級の光學(xué)特性とズーム能力が備わり、4千萬畫素のメインカメラ、2千萬畫素の超広角カメラ、800萬畫素の屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラ、赤外線TOFカメラの4つのカメラがある。屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラは光學(xué)式5倍ズーム、ハイブリッド10倍ズーム、50倍ズームに対応する。

これまでに攜帯電話産業(yè)チェーンで明らかにされた情報によると、このメインカメラのモジュールにはソニー製「IMX607 CMOS」センサーが搭載され、畫素數(shù)は3800萬畫素という。

実際、光學(xué)式ズーム技術(shù)は今年の各攜帯電話ブランドメーカーが注目する研究開発の方向性だ。

今年初めに行われた世界最大の攜帯電話見本市モバイルワールドコングレス（MWC）で、OPPOは最新のハイブリッド光學(xué)式ズーム技術(shù)を発表した。屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラの設(shè)計の最大の優(yōu)位性は攜帯內(nèi)部のコンバージョンのための空間を省けることで、ズームレベルを保証しつつ薄型の外観を保つことができる。屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラは他のカメラよりコンバージョンに必要な部品が多く、光學(xué)センサー、フィルター、モーター、レンズセット、プリズムなどの部品があって、超高倍率ズームが可能になり、プリズムはモジュールの増量空間になる。

天風(fēng)証券が発表した報告書によると、カメラモジュールの産業(yè)規(guī)模は2018年の271億ドル（1ドルは約110.6円）から24年は457億ドルに成長する見込みだ。17年のカメラモジュールの出荷量は52億1千萬個で、前年比45.5％上昇した。市場浸透率を5％と仮定すれば、カメラモジュール市場の複合年間成長率を9.1％として計算すると、屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラは20年に4億點の規(guī)模、モジュールの単価が約400元（1元は約16.5円）に達(dá)する見込みで、ここから市場規(guī)模は1500億元に達(dá)すると推計される。川下の攜帯電話産業(yè)は発展ペースがゆっくりだが、規(guī)模は非常に大きく、上昇の可能性もある。ただ産業(yè)の抱えるリスクとしては、この屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラの量産體制が予想したほどスムーズに進(jìn)んでいないこと、価格と良品率に問題があり出荷と販売に影響を與えるとみられることだ。

プリズムの主要メーカーには舜宇光學(xué)科技、利達(dá)光電、水晶光電、亜州光學(xué)などがある。水晶光電がかつて相互連動型プラットフォームで明かしたところによると、同社のプリズム製品は攜帯電話の屈曲光學(xué)系望遠(yuǎn)カメラに応用され、現(xiàn)在は小ロットで出荷しているという。利達(dá)光電は中國トップレベルのプリズムサプライヤーとして舜宇の供給チェーンに參入する予定で、既存の産業(yè)チェーンから考えてモジュールの単価は10元になる。華為P30の今年の出荷臺數(shù)は3千萬臺を超え、光學(xué)式10倍ズームのモデルが3分の1を占めるようになり、産業(yè)はファーウェイに牽引されて急速に浸透?成長するものと期待されている。

また、筆者の調(diào)べによると、滙頂科技はファーウェイP30シリーズへ畫面下指紋認(rèn)証、アクティブマトリクス式有機(jī)ELを獨占的に提供する。

価格をみると、P30の6G＋128Gモデルの海外販売価格は799ユーロ（1ユーロは約124.5円）、P30 Proの8G＋128Gモデルが999ユーロ、8G＋256Ｇモデルが1099ユーロ、8G＋512Gモデルが1249ユーロとなっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月28日