34年に渡り友好を継承
2017年、中日桜友誼林建設(shè)30周年植樹セレモニー(寫真提供?新發(fā)田喜代子さん)。
2009年、長谷川さんが亡くなり、娘婿の新發(fā)田豊さんが、日中共同建設(shè)桜友誼林保存協(xié)會の會長に就任。長谷川さんの娘である喜代子さんと共に、この中日友好事業(yè)を続けている。喜代子さんは、「たくさんの日本人が、無錫を何度も訪れて、友誼林建設(shè)活動に參加している。なかでも印象深かったメンバーは、群馬県に住んでいた丸山知栄さんで、彼女は日本で、何人もの中國人留學生の世話をしていたことから、中國人留學生から親しみを込めて『日本のお母さん』と呼ばれていた女性。1987年から2012年の間、丸山さんは毎年友好訪中団のメンバーとして中國を訪問し、以前に世話をしたことがある中國人留學生の夫婦と中國で再會して、一緒に無錫で植樹活動に參加したこともあった。また、上海から帰路の機內(nèi)で蘇州出身の中國人と隣り合わせになり、中國にサクラの苗木を贈呈し、桜友誼林の建設(shè)に協(xié)力してきたという話をしたところ、とても感動し、翌年、その中國人が蘇州から家族4人で無錫を訪問し、友誼林の植樹活動に參加したこともあった」と話す。
2021年3月25日、中日桜友誼林建設(shè)34周年記念イベントの開幕式に、ビデオ通話で挨拶を述べる新發(fā)田豊さん(撮影?袁蒙)。
この34年間、中日友好関係者は、黿頭渚約3萬本のサクラを植え、その品種は100種類以上となっている。そして、黿頭渚は、中國でも規(guī)模の大きなサクラの名所として多くの人に知られるようになっている。喜代子さんは、「桜を楽しむ笑顔は世界共通で、平和そのものが目に見える形」と語った。
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