中國の王毅外交部長（外相）は8日、習(xí)近平國家主席の特使としてインド訪問を開始した。王部長はインド紙?ザ?ヒンドゥーの書面インタビューに、習(xí)主席が年內(nèi)にインドを公式訪問する見込みがあることを明らかにした。

　王部長は「モディ首相就任後、習(xí)主席は直ちに私を特使としてインドに派遣した。李克強総理は直ちに祝電を送ったうえ、モディ首相と電話會談した。習(xí)主席は年內(nèi)にインドを公式訪問する見込みがある。これらは中印の政治的相互信頼の強化、互恵協(xié)力の深化に盡力するとの両國指導(dǎo)者の強い誠意と決意を十分に示している」と表明した。

　また、「中印の実務(wù)協(xié)力は3つの重要なチャンスを迎えている」と指摘。（１）強みによる相互補完のチャンス。中國は世界の製造業(yè)大國、インドは世界のサービス業(yè)大國であり、両國経済は各々特色を備え、強みによる相互補完が可能だ（２）規(guī)模の経済のチャンス（３）地域?世界協(xié)力のチャンス――を挙げた。

　中印間の國境問題については「國境問題は確かに難題だが、雙方に十分な意欲と決意さえあれば、最後には解決策を見いだせる。たとえすぐには解決できなくとも、少なくとも有効に管理?コントロールして、両國関係の正常な発展に影響しないようにすることはできる」と指摘。「中印両國にとって、戦略面の共通認(rèn)識が溝を遙かに上回り、協(xié)力を必要としていることが第一だ。隣人は選べないが、友情を育むことはできる。問題は回避できないが、答案を革新することはできる。歴史は変えられないが、未來をつくることはできる」と強調(diào)した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月9日