ドイツ紙「南ドイツ新聞」は7日、「中國(guó)の株式市場(chǎng)は投機(jī)性が高いと見(jiàn)られているが、意外性と不安定要素も含んでいる」とする記事を掲載した。

以下はその主な內(nèi)容。

他の國(guó)は市場(chǎng)主導(dǎo)だが、中國(guó)の株式市場(chǎng)は政府主導(dǎo)であるため、株式市場(chǎng)で成功したければ、上場(chǎng)會(huì)社のニュースよりも、中國(guó)中央テレビ局(CCTV)のニュース番組「新聞聯(lián)播」を見(jiàn)たほうが良い。

同番組の主な視聴者は、50代の女性と言われている。冗談に聞こえるかもしれないが、中國(guó)ではこれが金融市場(chǎng)の現(xiàn)実となっている。中國(guó)で最も影響力を持つ個(gè)人投資家が、「大媽(おばさんの意)」と呼ばれるこの50代の女性なのだ。

昨年金相場(chǎng)が暴落した際、金を買いあさり「世界の金市場(chǎng)に影響力を持つ」と稱された中國(guó)の大媽達(dá)。すでに孫がいる年齢になっている大媽達(dá)の勢(shì)いはとどまるところを知らない。

大媽は金市場(chǎng)だけでなく、不動(dòng)産市場(chǎng)や株式市場(chǎng)など、投資市場(chǎng)では常に嗅覚を働かせ、中國(guó)は今や「世界最大のビットコイン取引センター」にもなっている。そのアクションの早さに、他の投資者たちはただ指をくわえて見(jiàn)るしかない狀態(tài)となっている。 

大媽の多くは既に退職しているが、全力で家庭の資産を増やしている。晝間は投資で、夜はテレビ観賞。悪くない仕事だ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年6月9日