刃物男に勇敢に立ち向かい、頭部等に怪我を負ったため大學入試に參加できなかった柳艶兵君と易政勇君に対し、中國國內の各大學が熱い視線を送っている。清華大學など複數(shù)の大學が、2人が通う江西省宜春市第三中學高校(宜春三中)および保護者に連絡を取り、追試結果などの各條件を満たすことを前提に、2人を入學させたいと申し出た。人民日報が伝えた。
宜春三中の余斌華校長は、「清華大學學生募集事務室から當校に連絡が入り、柳君が清華大學の受験を希望しており、全國統(tǒng)一大學入試の追試で合格點に達し、清華大學の獨自入試に合格すれば、大學入學を認めるとの申し出があった」と実証した。
北京理工大學珠海學院國際教育學院は9日、「柳君と易君を『3+2國際大學學部大學修士課程一貫クラス』の新入生として迎え入れたい。また、彼らが國內外で勉學に勵む5年間の學費については、當學院が全額負擔する」と表明した。
これより前、南昌大學學生募集就業(yè)事務室の擔當者は、「関連規(guī)定に反しないという前提條件のもとで、柳君と易君の大學進學という夢を葉えるサポートをしたい」との意向を明らかにした。
また、澳門(マカオ)科技大學も、江西省教育入試院に連絡を取り、「柳君と易君を大學に迎え入れたい」と申し出た。
柳君の父親は、「社會の各方面や各大學から、息子のことをご心配いただき、大変感謝している。息子は怪我から順調に回復しており、お粥やフルーツなら食べられるようになった。怪我から回復した後、息子が試験で高成績をマークすることで、社會の皆さんの関心と愛に応えられるよう願っている」と話した。
江西省教育入試院普通大學學生募集所の沈華錦所長は、「刃物を振りかざす悪者から兇器を奪い取った少年の奪い合いは、強い責任感と徳を積む人材を育てるという大學の責任と本分を反映しており、本質的な価値観の発揚に有益で、プラスのエネルギーを拡散させる役割がある。だが、2人が最終的に大學生になるためには、教育入試學生募集部門が定める諸條件を満たした上で、必要な手順を踏む必要がある」とコメントした。
江西省教育入試院は、特別措置を検討中で、柳君と易君の健康が回復し、受験できる體制が整えば、2人に対して「単獨試験?募集)」方式で入試を実施する予定という。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年6月10日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386