人民元は國際金融危機(jī)の中でも順調(diào)だったことにより、周辺地域の市場における信頼と需要を獲得し、大勢の人が認(rèn)める「良貨」になった。

▽今後は安定的に秩序をもって進(jìn)むべき

現(xiàn)在、人民元の國際化はまだ初歩的な段階にあり、今後の発展では長い道のりを歩む必要がある。清華大學(xué)中國?世界経済研究センター（CCWE）の李稲葵センター長によると、人民元の國際化は長期的で段階的なプロセスであり、人民元國際化の推進(jìn)は著実に安定的に行わなければならず、中國自身の金融改革を土臺としなければならない。推進(jìn)プロセスにおいては、やるべきことがたくさんある。たとえば金融市場の育成充実、金利の市場化、レート決定メカニズムの改革、資本項(xiàng)目の開放などだ。

全國社會保障基金理事會の戴相竜?元理事長（人民銀元総裁）によると、高い基準(zhǔn)で人民元國際化を達(dá)成するには10年から15年がかかる。人民元が國際通貨基金（IMF）の特別引出権（SDR）システムに組み込まれ、國際準(zhǔn)備資産となり、記帳本位通貨となる必要がある。人民元國際化を土臺として、中國の金融商品の國際化、中國の金融機(jī)関の國際化、中國の金融市場の國際化も進(jìn)める必要がある。

専門家によると、ある國の基軸通貨が國際準(zhǔn)備通貨になる場合、その國の利益と世界の利益との間には不一致點(diǎn)や問題が潛んでいる?，F(xiàn)在の中國の金融システムはまだ脆弱で、これを取り巻く國際的な環(huán)境は厳しい。こうした狀況の中で、人民元國際化は段階的に実施するという方法を採り、徐々に推進(jìn)していけばよい。短期的には資本収支における自由化を慎重に推進(jìn)する必要がある。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月30日