クロスボーダー人民元決済業(yè)務(wù)が、個(gè)人向けに全面的に開放されることになった。中央銀行が昨日発表した、「國(guó)務(wù)院弁公庁の海外貿(mào)易安定成長(zhǎng)の支持に関する若干の意見」を貫徹するための11條の指導(dǎo)意見によると、銀行業(yè)金融機(jī)関は個(gè)人向けに、貨物貿(mào)易?サービス貿(mào)易のクロスボーダー人民元決済サービスを提供することが可能となった。これはクロスボーダー人民元決済業(yè)務(wù)が、個(gè)人向けに全面的に開放されることを意味する。北京商報(bào)が伝えた。

これまで個(gè)人事業(yè)主がクロスボーダー貿(mào)易を?qū)g施する場(chǎng)合、その決済には人民元が使えず、米ドルで決済してから人民元に両替する必要があった。中央銀行が個(gè)人によるクロスボーダー人民元決済を開放すると、個(gè)人事業(yè)主は有効な身分証もしくは営業(yè)許可証を提出するだけで、クロスボーダー貿(mào)易の人民元直接決済ができるようになる。簡(jiǎn)単に言えば、これは個(gè)人が海外の貿(mào)易會(huì)社と人民元で取引できることを意味する。個(gè)人によるクロスボーダー人民元決済は、これまで「試行」の形式で存在していた。2012年12月より、浙江省義烏市、広西チワン族自治區(qū)東興重點(diǎn)開発開放試験區(qū)などが、中國(guó)の個(gè)人クロスボーダー人民元決済エリアになっていた。

義烏市の小物商品市場(chǎng)に登録されている個(gè)人事業(yè)主は15萬(wàn)以上に達(dá)し、そのうち7割以上が自然人の形式により海外貿(mào)易に直接的?間接的に従事している。

試行開始以來(lái)、浙江省の個(gè)人によるクロスボーダー人民元決済業(yè)務(wù)が大きな伸びを示した。決済額は急増し、単月の決済額が記録を更新し続け、2013年1月の843萬(wàn)元（約1億3825萬(wàn)円）から6月の17億6500萬(wàn)元（約290億円）に増加した。利用者數(shù)も拡大を続けている。

中央銀行は、銀行業(yè)金融機(jī)関は「顧客を理解する」、「自らの業(yè)務(wù)を理解する」、「職責(zé)を盡くし審査する」の三原則を基礎(chǔ)とし、個(gè)人の有効な身分証もしくは営業(yè)許可証をチェックした上で、クロスボーダー人民元決済業(yè)務(wù)の手続きを行えるとした。必要な場(chǎng)合、顧客に対して関連する事業(yè)の証憑の提出を求めることができる。

中央銀行は、銀行業(yè)金融機(jī)関と決済代行會(huì)社による、クロスボーダー人民元決済業(yè)務(wù)の協(xié)力を支持すると表明した。銀行業(yè)金融機(jī)関は法に基づき「オンライン決済」業(yè)務(wù)の許可を取得した決済代行會(huì)社と協(xié)力し、企業(yè)?個(gè)人のクロスボーダー貨物貿(mào)易?サービス貿(mào)易に人民元決済サービスを提供できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年6月12日