中國観光研究院は22日、2014年國慶節(jié)（建國記念日、10月1日）ゴールデンウィークの観光市場動向予測を発表した。これによると、國慶節(jié)長期休暇の観光市場は延べ4.8億人の人出を數(shù)え、北京?杭州?三亜?成都?西安?廈門?九寨溝?麗江?青島などが國內(nèi)旅行の人気目的地となる。人民網(wǎng)が伝えた。

▽國內(nèi)市場は安定、出境市場は成長、入境市場は橫ばい

今年の國慶節(jié)は建國65周年に當たる。主要な観光地は、ゴールデンウィーク向けに様々なイベントや商品を用意し、色々な宣伝やプロモーションによって國內(nèi)の消費市場の熱を高めている。総合的に見て、安定したマクロ経済と良好な政策動向、旅行會社や観光地の積極的な売り込みによって、國慶節(jié)長期休暇の観光消費市場は基本的に安定していると言える。

出境市場は、人數(shù)と支出の急速な成長を保持する見込みだ。國慶節(jié)長期休暇は海外旅行の一年の間のピークとなる。主要旅行會社の一部は、國慶節(jié)期間の海外旅行予約が60％以上成長したと伝えている。香港?マカオ?臺灣や日本、韓國、タイなどの定番目的地のほか、歐州や北米、豪州、中東などへの旅行も比較的急速に成長している。

調(diào)査データによると、國慶節(jié)長期休暇期間、海外から中國への入境市場は、堅調(diào)な発展を維持する見込みだが、市場構(gòu)造に変化が起こっている?！褐袊刖秤Q光人気目的地動向報告2014』によると、一線都市の市場シェアが相対的に下落し、二線都市のシェアが上昇している。市場構(gòu)造はさらに最適化される傾向となっている。

▽近郊旅行やフリープランが中心 非定番の目的地の関心高まる

旅行會社や旅行サイトによると、國慶節(jié)期間は、近郊旅行の予約量の伸びが大きくなっている。研究院の調(diào)査によると、旅行の意向のある消費者のうち32.8％が近郊旅行を望んでいる。同時に、攜帯アプリでの予約など便利なオンライン旅行サービスも、國內(nèi)のフリープランの人気を高めている。

國內(nèi)の目的地はやはり、北京?杭州?三亜?成都?西安?廈門?九寨溝?麗江?青島などの定番観光地が人気。海外の目的地は、定番以外の目的地への関心が急速に高まり、日韓や東南アジアの島などの人気は根強いが、サイパンやスリランカ、ネパールなどの関心も高まっている。旅行商品のタイプでは、ディープ旅行やクオリティ旅行、リゾート旅行などが人気となっている。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月24日