〇女性管理職の割合、アリババが世界トップ

「クリントン?グローバル?イニシアティブ（CGI）」は、ビル?クリントン元米大統(tǒng)領(lǐng)の提唱により、世界各界のリーダーの知恵と資源を結(jié)集させ、さまざまなグローバル問題について検討することを目指して設(shè)立された。今年の年次総會(huì)の女性フォーラムでは、「電子商取引が女性の成功にどのように貢獻(xiàn)しているか」が重要テーマの一つとして取り上げられた。

「女性が持つ多くの優(yōu)れた資質(zhì)は、インターネット関連製品にとって必要となる」―アリババは、この理念を強(qiáng)く貫いてきた?，F(xiàn)在、シリコンバレーの企業(yè)、ツイッター、ヤフー、グーグルなどIT関連企業(yè)の女性管理職の割合は、一般的に20％前後だ。たとえば、グーグルでは、全従業(yè)員中の女性管理職の割合は17％で、管理職全員のうち女性は21％を占めている。

一方、アリババでは、パートナー30人のうち、女性が9人いる。また、彼女らは軒並み、重要なポストで大切な役割を擔(dān)っている。たとえば彭蕾氏は、アリババグループの最高人材管理責(zé)任者と支付寶（アリペイ）の最高経営責(zé)任者（CEO）を兼務(wù)しており、グループ內(nèi)で最も想像力が求められるインターネット金融業(yè)務(wù)を統(tǒng)率している。また、アリババグループの最高財(cái)務(wù)責(zé)任者（CFO）を務(wù)める武衛(wèi)氏は、もともと大手會(huì)計(jì)事務(wù)所KPMG北京支社の共同経営者だったが、アリババ傘下のB2B企業(yè)アリババ?ドット?コムが上場した時(shí)、同社に入社した。そして今年4月、蔡崇信氏の後任としてグループのCFOに就任した。蔣芳氏は、アリババグループの廉政部（不正摘発部）の責(zé)任者だ。他の6人のパートナーも、カスタマーサービス、ネットワーク入門、B2B、アリペイ國際決済業(yè)務(wù)、法務(wù)など各分野で指導(dǎo)的地位にある。

馬會(huì)長は、「わが社の女性管理職がいなかったら、アリババの業(yè)務(wù)や企業(yè)文化は、今ほど熟成しなかっただろう」と話している。