細(xì)菌燃料電池、中國人科學(xué)者が発明

浙江大學(xué)エネルギープロジェクト學(xué)院教授の成少安氏はこのほど、トムソンロイターが発表した「世界で影響力を持つ科學(xué)者2014」の、環(huán)境?生態(tài)學(xué)「高被引用數(shù)科學(xué)者」に入選した。成教授の実験室では、「馴化」を経た無數(shù)の細(xì)菌が、汚水を利用し発電を行っている。人民日報が伝えた。

◆細(xì)菌の「馴化」 廃水をクリーンにし、発電を?qū)g現(xiàn)

成教授の実験室には、マッチ箱よりやや大きめの、數(shù)十個の透明な「箱」が置かれている。これは細(xì)菌電池の「原型」だ。細(xì)かく見ると、箱の上には二つの小さな穴がある。そのうち一つは汚水を注入する穴で、もう一つは細(xì)菌によって「消化」された、きれいになった水を排出する穴だ。箱の両側(cè)には二つの円形の材料があり、そのうち一つは陽極、一つは陰極だ。細(xì)菌は陽極の表面で成長し、廃水の有機物を消耗し新陳代謝を行う。生まれた電子は、電極に送られる。表面に一つの負(fù)荷を加えることで、電流が形成される。

成教授は、「當(dāng)初は1平方メートルの電極材料から0.1-2mW程度しか発電できなかったが、これを數(shù)十mW、數(shù)千mWと5桁引き上げた。細(xì)菌は馴化により、廃水に含まれる有機物を持続的に消耗する。廃水をきれいにし、発電の効果を得ることもできる。これは環(huán)境にとってもゼロ負(fù)擔(dān)だ」と説明した。

細(xì)菌燃料電池は、細(xì)菌を汚水の中で自由に泳がせるのではなく、できるだけ多くの微生物を電極の表面に付著させる。これが難點の一つだ。電極材料の研究開発が、今後の取り組みの方向性となっている。成教授の設(shè)計した実験裝置?材料は非常に優(yōu)れていることから、全世界の多くの実験室で使用されている。

成教授は、「計算によると、10萬人規(guī)模の小都市で、生活によって排出された汚水を発電に用いた場合、1000戸の電力を賄うことができる」と述べた。

成教授は、「中國では毎日54億トンの廃水が生まれる。実験室のような小型の裝置ではこれに対応できない。大型化の研究を進め、この裝置を立法メートル級、さらには數(shù)十立法メートル、數(shù)百立方メートルの単體にしなければ、実用化は不可能だ。この技術(shù)を?qū)g用化させるためには、科學(xué)者の共同の取り組みが必要だ」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月27日