韓國(guó)の情報(bào)機(jī)関である國(guó)家情報(bào)院（國(guó)情院）の職員が、華僑出身のソウル市公務(wù)員?劉氏のスパイ容疑事件の証拠として、中國(guó)の公文書を組織的に捏造した事件で、ソウル中央地裁刑事26部は28日、國(guó)情院の職員と協(xié)力者などに実刑を宣告した。國(guó)情院のイ?ジェユン処長(zhǎng)、キム?ポヒョン課長(zhǎng)、クォン?セヨン課長(zhǎng)、イ?インチョル在瀋陽(yáng)韓國(guó)総領(lǐng)事館領(lǐng)事、韓國(guó)國(guó)情院在中國(guó)朝鮮族協(xié)力者のキム?ウォンハ氏とキム?ミョンソク氏にそれぞれ、懲役8カ月から2年6カ月の判決が言い渡された。韓國(guó)メディアの報(bào)道を引用し、環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

朝鮮華僑である劉氏は中國(guó)パスポートを持ち、中國(guó)を経由して朝鮮と韓國(guó)を行き來(lái)することができた。韓國(guó)國(guó)情院は、劉氏が諜報(bào)活動(dòng)を行っているとし、昨年2月にソウル中央地方検察庁に起訴した。國(guó)情院は、スパイ事件の証拠として劉氏の中國(guó)出入國(guó)管理記録などの公文書資料を裁判所に提出、資料は中國(guó)の公安部門および國(guó)境検査所が発行したものだと主張した。しかし、中國(guó)側(cè)の確認(rèn)の結(jié)果、これらの資料は全て偽造されたものだった。その後の調(diào)査により、韓國(guó)國(guó)情院の職員が中國(guó)公安部の職員と身分を偽り、ファクスを使って偽造文書を在瀋陽(yáng)韓國(guó)総領(lǐng)事館に送っていたことが判明した。

韓國(guó)?聯(lián)合ニュースは同事件について、「韓國(guó)の情報(bào)機(jī)関による『証拠の捏造』が判明したのはこれが初めて」と報(bào)じた。韓國(guó)の通信社?ニューシースは「ソウル中央地裁は、國(guó)情院による証拠の捏造は韓國(guó)の司法の公正性を著しく損害する行為であり、韓國(guó)國(guó)民の國(guó)情院に対するイメージと信頼が損なわれたとの見(jiàn)方を示した。特に、在外大使館?領(lǐng)事館の職員が中國(guó)公安部の証拠を偽造したことで、中國(guó)における韓國(guó)のイメージに悪影響が及んだばかりか、今後の正常な業(yè)務(wù)執(zhí)行にもマイナス影響が及ぶだろう」と報(bào)じた。

この事件を受け、國(guó)情院第２次長(zhǎng)が今年4月14日に辭意を表明したほか、樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)、國(guó)情院の南在?。ē圣?ジェジュン）院長(zhǎng)も謝罪を表明している。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年10月29日