國家発展改革委員會外資利用?境外投資司の顧大偉?司長は18日、「政府承認(rèn)投資項目リスト（2014年）」発表の記者會見に出席し、「大陸部外への投資は、敏感な業(yè)種や地域を除き、すべて登録制に改められた」と説明した。大陸部外への中國の投資は今年、通年で1200億ドルに迫ると見られ、海外から中國大陸部への投資を超える可能性もある。業(yè)界內(nèi)では、中國の経済規(guī)模や生産力、外貨準(zhǔn)備高が拡大し、労働力コストの低さという特徴が徐々に失われる中、中國の資本利用が転換點を迎えているとの見方が強まっている。これまで國外の投資に頼っていた中國経済は、全面的な資本輸出に乗り出し、資本の輸出を通じた商品?労働?サービスの輸出を強め始めている。北京商報が伝えた。

▽海外投資の利便化進む

國家発展改革委員會はここ數(shù)カ月、海外投資の利便性を高めるための多くの措置を打ち出してきた。4月には、「境外投資項目審査認(rèn)可?登録管理法」を公布し、一般的な海外投資項目に登録制を?qū)毪筏俊?月には、海外投資項目の申請や報告のモデルとなる大綱、海外投資項目の登録申請のための文書と申請表のフォーマット、大陸部外での買収や入札參加のための報告フォーマットなどを打ち出した。10月8日には、國務(wù)院の李克強総理が招集した國務(wù)院常務(wù)會議で、政府承認(rèn)の投資項目リストの修正が決定された。同會議では、少數(shù)で例外規(guī)定が設(shè)けられたのを除き、海外投資項目の認(rèn)可制が一律で廃止となった。

▽資本輸出時代に突入

商務(wù)部（商務(wù)?。─?8日に発表したデータによると、今年1月から10月まで、中國大陸部の投資者は世界の154カ國?地域の海外企業(yè)4977社に直接投資を行い、投資額は5031億5000萬元（約818億8000萬ドル）に達し、増加率は17.8％にのぼった。10月の対外直接投資は425億2000萬元（金融除く）に達した。

顧大偉?司長によると、中國の今年の海外投資は通年で1200億ドルを超えるかこれに迫る勢いで、中國大陸部への海外からの投資を超える可能性もあり、中國は資本輸出の時代に入りつつあると言える。10月31日の「國際金融フォーラム（IFF）」の2014年年會でも、中國人民銀行（中央銀行）貨幣政策委員會の陳雨露委員が、中國の対外投資額はあと2年で外資利用額を超え、中國は資本輸出時代に突入するとの見方を示していた。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月20日