財(cái)政部（財(cái)政?。─悉长韦郅伞⒅袊?guó)の國(guó)有企業(yè)の資産を初公開した。これによると、2013年の全國(guó)の國(guó)有企業(yè)資産総額は104兆1千億元（１元は約16.6円）にのぼり、中國(guó)の人口13億6千萬人で割れば一人當(dāng)たり7萬6500元の資産がある計(jì)算となる。（文：胡鞍鋼?清華大學(xué)國(guó)情研究院院長(zhǎng)。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

現(xiàn)行価格で比較すると、2013年の全國(guó)國(guó)有企業(yè)資産総額は1952年の4327倍、一人當(dāng)たりの國(guó)有資産額は同年の1826倍に達(dá)する。1978年のデータで比較しても前者は113倍、後者は80倍にのぼる。もちろん不変価格で実際の狀況を反映させれば、數(shù)値はぐっと低くなる。

このデータは中國(guó)と中國(guó)人にとって何を意味するのか。財(cái)政部のデータによると、2013年の全國(guó)の國(guó)有企業(yè)からの稅収は3兆8千億元にのぼり、全國(guó)の稅収総額（11.05兆元）の34.4％、全國(guó)の財(cái)政収入（12.91兆元）の29.4％に達(dá)する。中國(guó)人一人當(dāng)たりの財(cái)政収入は2794元となる。

稅収は、文化?教育?衛(wèi)生などの人的資本投資や社會(huì)保障などに用いられている。つまりすべての中國(guó)人はこれを共有し、直接的な受益者となっている。約15萬社にのぼる國(guó)有企業(yè)は13億6千萬人の中國(guó)人に大きく貢獻(xiàn)している。財(cái)政部のデータを通じて、國(guó)有企業(yè)の「目に見えない貢獻(xiàn)」は「目に見える貢獻(xiàn)」になったと言える。國(guó)有企業(yè)の改革が進(jìn)むことでこの貢獻(xiàn)はさらに大きくなる見込みだ。

第18期中國(guó)共産黨中央委員會(huì)第3回全體會(huì)議で採(cǎi)択された「決定」では、「國(guó)有資本経営予算制度を整備し、國(guó)有資本の収益からの公共財(cái)政への納入比率を高め、2020年までにこれを30％に高め、國(guó)民生活の保障や改善により多くを用いる」という構(gòu)想が打ち出された。このことは、國(guó)有企業(yè)からの稅収が多くなるということを意味するだけではなく、公有制経済に屬する國(guó)有資本の収益がより多く稅収にあてられることで、國(guó)民全體の「共同発展、共同分配、共同富?！工虼龠M(jìn)するという社會(huì)主義基本経済制度の強(qiáng)みがさらに體現(xiàn)されることをも意味している。