絶対的な腐敗は絶対的な権力に由來する。米國のこれほどの覇道は、つまるところその「超スーパー」ネット覇権に由來する。米國は全世界のインターネットのリソースとコア技術(shù)を掌握し、ルートサーバーを掌握して、現(xiàn)在もなお全世界のドメイン名割り當(dāng)てを事実上操り、世界に匹敵するもののないサイバー部隊(duì)を持っている。

　これほど強(qiáng)固な後ろ盾を持っている米國は無法の限りを盡くし、やりたい放題の事ができると當(dāng)然のように考えている。これが米國の覇道の論理だ。2006年10月、國連はロシアの提出した「國際安全保障の観點(diǎn)からのICTの発展」を賛成169票、反対1票で可決した。この反対の1票を投じたのは、米國だった。

　コネクティビティはインターネットの本質(zhì)的特徴であり、共に共有し、管理することはサイバー空間ガバナンスの當(dāng)然の道だ。米國はインターネットの元祖として、世界がネット情報(bào)時(shí)代に入るうえで際立った貢獻(xiàn)をしたが、「絶対権力」に夢中になり、「米國例外論」をぶち上げている。これはインターネット時(shí)代と相容れず、インターネットの健全な発展にマイナスであり、米國自身の利益も損なう。スノーデン氏の「PRISMスキャンダル」以來、世界各國は米國の情報(bào)技術(shù)企業(yè)に対する警戒と対策を急速に強(qiáng)めている。米國もそれを?qū)g感しているはずだ。どちらの道を選ぶか、米國は選択をすべきだ。

　まさに習(xí)近平國家主席が11月19日に烏鎮(zhèn)で開催された世界インターネット大會への祝辭で指摘したように、國際協(xié)力を深化し、サイバー空間での主権を尊重し、サイバーセキュリティーを維持し、平和、安全、開放、協(xié)力のサイバー空間を共同構(gòu)築し、多國間、民主的、透明な國際インターネットガバナンスシステムの構(gòu)築を促すことは、インターネットの健全な発展のために必ず通らなければならない道だ。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月1日