2012年に世界の販売臺(tái)數(shù)トップに踴り出たトヨタ自動(dòng)車は、2年連続で販売臺(tái)數(shù)トップを維持している。世界では好調(diào)のように見えるトヨタだが、中國(guó)市場(chǎng)ではなかなか調(diào)子が出ないようだ。合弁の一汽豊田と広汽豊田はいずれも予想販売臺(tái)數(shù)の引き下げに踏み切った。トヨタの不振は、切り札である新エネルギー車実現(xiàn)が遅れていることも原因の一つ。トヨタは中國(guó)では、世界2位のフォルクスワーゲンには大きく水を開けられ、世界5位のフォードにも遅れを取っている。中國(guó)経済週刊が伝えた。

新エネルギー車技術(shù)は、トヨタを世界のメーカーにした。トヨタ社自身のデータによると、1997年8月に最初のプリウスが発売されてから、トヨタは17年間で705萬(wàn)3千臺(tái)のハイブリッド車を販売してきた。その17年間、トヨタはほかのメーカーが入って來(lái)られないようにするため、ハイブリッドエンジンにかかわる一連の特許を獲得し、他社に対する「技術(shù)の罠」を設(shè)けた。

トヨタに近いある関係者によると、中國(guó)企業(yè)はこれまで、技術(shù)面での突破を?qū)g現(xiàn)しても、これをすぐに使用することができなかった?！讣夹g(shù)の罠」にかかれば、トヨタに訴えられる可能性があったためだ。工業(yè)?情報(bào)化部（?。─蚊幺?部長(zhǎng)は、「これまでのハイブリッドエンジンはトヨタが中心で、『技術(shù)の罠』が設(shè)けられているために、觸れてはいけない」と語(yǔ)る。

トヨタの「技術(shù)の罠」を回避するため、中國(guó)の自動(dòng)車メーカーは新たな道を切り開かざるを得なかった。

このほど閉幕した「第16回中國(guó)國(guó)際工業(yè)博覧會(huì)」に出席した臺(tái)灣地區(qū)の電子デバイス大手「デルタ電子」の海英俊董事長(zhǎng)によると、トヨタの組織には隙間がなく、外部の企業(yè)はなかなか入っていくことができない。デルタ電子はそのため、4、5年前から新エネルギー車の分野に乗り出し、新エネルギー車の動(dòng)力系統(tǒng)と中核部品ですでに大きな成果を上げてきた。2010年には、國(guó)內(nèi)自主ブランドの車種を改造した1800ccの航続距離延長(zhǎng)型プラグインハイブリッドカーと電気自動(dòng)車を発表した。新エネルギー車の周辺機(jī)器、充電設(shè)備や車載電子機(jī)器でも、デルタ電子は世界の先頭集団にある。

獨(dú)自のハイブリッドカーを打ち出す中國(guó)の自動(dòng)車メーカー「比亜迪（BYD）」の職員は、トヨタの厳しい特許の制御によって、國(guó)內(nèi)メーカーの多くが自主開発能力を高めることになったと分析する。パラレル式システムを採(cǎi)用したBYD社の「秦」は、構(gòu)造設(shè)計(jì)面ですでに大きな突破を?qū)g現(xiàn)している。