▽2つの「銀行」が競(jìng)合

中日両國(guó)は今回の対話で、アジアインフラ投資銀行（AIIB）について意見(jiàn)を交換した。両國(guó)は共通の利益を土臺(tái)とし、金融機(jī)関の調(diào)整?発展などの方法を通じてAIIBの建設(shè)を推進(jìn)することで同意した。日本の麻生太郎財(cái)務(wù)相は、「日本は今後5年でアジア開発銀行（ADB）などの機(jī)関を通じ、アジア地域に1100億ドル（約14兆7962円）を投入し、アジアのインフラ建設(shè)を全力で推進(jìn)する」と述べた。

周知のように、中國(guó)が呼びかけ、創(chuàng)設(shè)準(zhǔn)備が進(jìn)行中のAIIBは國(guó)際社會(huì)で幅広く歓迎され、創(chuàng)設(shè)メンバーは57カ國(guó)を數(shù)え、これには英國(guó)、フランス、ドイツといった西側(cè)の大國(guó)も含まれる。AIIBは米國(guó)と日本が主導(dǎo)するADBと職能が接近しているため、AIIBが創(chuàng)設(shè)されればADBの最も直接的なライバルになるとみられており、日本は加盟するかどうか態(tài)度を明らかにしていない。

分析によると、日本がAIIBへの加盟を希望せず、ADBに巨額の投資を行おうとするのは、一つには日本國(guó)內(nèi)で高まるAIIB加盟への圧力をかわし、日本の経済的影響力を見(jiàn)せつけるためであり、もう一つには米國(guó)に対して日本の立場(chǎng)を明らかにし、日米同盟の価値を示すためだという。

王副部長(zhǎng)は、「日本の目下の選択には長(zhǎng)期的な視點(diǎn)が欠けている。日本は今、2つの大銀行の間の存在する競(jìng)爭(zhēng)にばかり目を向けて、相互補(bǔ)完性や協(xié)力の可能性については考えていない。ADBは主に政府の貧困扶助事業(yè)を擔(dān)當(dāng)し、AIIBは主にインフラをめぐる投融資を擔(dān)當(dāng)する。両者が職能の上で互いに補(bǔ)い合い、將來(lái)的に協(xié)力する可能性は、競(jìng)爭(zhēng)よりもはるかに大きいといえる」と話す。