〇小さいころから日本アニメ?漫畫を見て育つ
では、外國語科目で英語をあえて選ばなかった溫州市の受験生41人は、なぜ全員が全員、日本語を選んだのだろうか?
市街地にある日本語學(xué)校で、日本語を兼業(yè)で教えている王先生は、次の通り話した。
「今年、私の學(xué)生のうち4人が、大學(xué)入試外國語科目として日本語を選んだ。うち3人は、高校2年の時から私について日本語を?qū)Wんでいる。だが、彼らは全員、日本のアニメ?漫畫の熱狂的なファンであり、小さなころから、アニメや漫畫の原語版を見て育ったため、目や耳から獲得した日本語のヒアリング力は相當(dāng)なもので、基礎(chǔ)ができている」
一方、ロシア語、ドイツ語、フランス語などの外國語については、日常生活で學(xué)生が接する機(jī)會はほとんどないため、習(xí)い始めても上達(dá)の道のりはかなり厳しい。このような狀況から、どの學(xué)生も日本語を選択するようになった。
また、市街地にある重點(diǎn)高校の英語教師は、以下の通り打ち明けた。
「英語の基礎(chǔ)學(xué)力に乏しく、成績も芳しくない高校生の立場から言えば、大學(xué)受験は確かに頭の痛い大きな壁だ。彼らは、英語が総得點(diǎn)の足を引っ張る場合が多いことから、多くの受験生は、必死になって英語の補(bǔ)習(xí)に勵む。一方、英語の試験と日本語の試験はどちらも150點(diǎn)満點(diǎn)で、難易度がかなり違うのに、満點(diǎn)の點(diǎn)數(shù)は同じだ。ゆえに、かなりしっかりした日本語の基礎(chǔ)を身につけている一部の學(xué)生は、自ら新しい道を選び、難易度の低い日本語で受験することで、総得點(diǎn)を伸ばそうと考えている」
〇志望する大學(xué)での専攻分野はバラバラ
記者が外國語科目として日本語を選択した數(shù)名の受験生に話を聞いたところ、前出の金さんのみ、浙江外國語學(xué)校日本語學(xué)科への進(jìn)學(xué)を希望しているのを除き、他の受験生は全員、日本語學(xué)科への進(jìn)學(xué)を考えてはいなかった。
溫州二十三高校の林妍妍さんは、「自分の英語の成績は冴えないので、日本語で受験した方が有利だろうと考えた。それでも、大學(xué)に合格したら、金融學(xué)や経済學(xué)など、自分の好きな専攻分野に進(jìn)みたい。もちろん、趣味として、日本語の學(xué)習(xí)は続けていく」と話した。
金さんと同じ試験會場に居た李さんは、「日本語を?qū)Wんできたのは、大學(xué)受験で試験科目として選択するためだった。だから、大學(xué)に入學(xué)後は、日本語を?qū)煿イ工毪长趣悉ⅳ甑盲胜?。また、専攻科目の選択には、得點(diǎn)狀況も関わってくる。私はマスコミ関連の専攻分野に興味がある」と語った。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月10日
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