祝休日がやって來(lái)ると、中國(guó)人は海外で大量の買い物をする。シャネル、ルイ?ヴィトン、プラダといったぜいたく品直営店で長(zhǎng)い列を作る中國(guó)人の姿が、現(xiàn)地で社會(huì)現(xiàn)象になっている。今月11日に米経済誌「フォーチュン」の中國(guó)語(yǔ)版が発表した「中國(guó)ぜいたく品ブランドアンケート調(diào)査報(bào)告2015」によると、中國(guó)人消費(fèi)者のぜいたく品購(gòu)入では、海外市場(chǎng)での購(gòu)入が最も多く、全體の64％を占めたという。

調(diào)査によると、海外で購(gòu)入する理由は「価格が安い」が88.9％、「正規(guī)品の保証がある」が83.5％だった。

海外市場(chǎng)が購(gòu)買の中心になっているが、詳しくみると、香港?澳門（マカオ）?臺(tái)灣地區(qū)以外の海外市場(chǎng)が主な成長(zhǎng)源になっており、14年のシェア27％が、今年は約32％に増えた。為替レートによる価格差や海外旅行ブームが、中國(guó)人が海外消費(fèi)を選択する客観的な理由の一つだといえる。

その一方で、大陸部各都市でのぜいたく品購(gòu)入の割合は前年に比べて落ち込み、14年のシェア40.2％が15年は36.2％に減少した。また13年以降、中國(guó)人消費(fèi)者の香港?澳門?臺(tái)灣でのぜいたく品購(gòu)入が年々減少しており、今年は昨年より1％減少した。

中國(guó)の調(diào)査會(huì)社?財(cái)富品質(zhì)研究院が今年1月31日に発表したデータによると、14年の中國(guó)人消費(fèi)者によるぜいたく品消費(fèi)額は1060億ドル（1ドルは約123.4円）に達(dá)し、世界のぜいたく品のほぼ46％を買ったことになる。14年の中國(guó)國(guó)內(nèi)の消費(fèi)額は目立って減少して250億ドルにとどまった一方、海外での消費(fèi)額は810億ドルに達(dá)した。つまり、14年には中國(guó)人消費(fèi)者のぜいたく品消費(fèi)の76％が海外で行われたということだ。

ぜいたく品で最もよく購(gòu)入されるものは何だろうか。調(diào)査によると、昨年最もよく買われたものは、腕時(shí)計(jì)（53.8％）、家電製品（45.9％）、化粧品?香水?スキンケア製品（43.1％）で、12～14年の傾向とほぼ一致する。

注目すべき點(diǎn)は、中國(guó)の現(xiàn)在のぜいたく品ブランドに関する全體的狀況に対し、調(diào)査回答者の64.4％が、「今後5年以內(nèi)に期待する最大の変化は、中國(guó)のぜいたく品市場(chǎng)が香港?澳門や海外の小売店に比べて価格面での競(jìng)爭(zhēng)力をもつようになること」と回答したことだ。

この願(yuàn)いは実現(xiàn)が可能だ。実際、今年はシャネルをはじめとする複數(shù)のぜいたく品企業(yè)が中國(guó)での値下げを発表すると同時(shí)に、歐州の直売店での値上げを選択し、両者の小売価格が徐々に接近している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年6月12日