中國財政部（財務(wù)省）は10日、中日両國は、共通の利益を前提として、金融機関との協(xié)調(diào)発展を含むやり方で、アジアのインフラ建設(shè)を推進することで合意に達したと発表した。中國新聞社が報じた。

もともと2013年に開催が予定されていた第5回中日財務(wù)対話が、北京で6日再開した。中國の樓継偉?財務(wù)部長と日本の麻生太郎?副総理兼財務(wù)相が協(xié)議を進めた。財務(wù)部は10日、本対話での合意事項を発表した。

中日雙方は、今後、マクロ経済政策をめぐる意志疎通と協(xié)調(diào)をさらに深化し、外部リスクや不確定要素に対応するための意志疎通と協(xié)力を強化し、重大な國際経済?金融問題に関する?yún)f(xié)議を継続していくとする方針を示した。

また、雙方は、両國間の財政金融実務(wù)協(xié)力をさらに深め、予算?稅収?社會保障體制改革、公共債務(wù)管理、関稅政策などの分野での両國間の意思疎通と交流を強化し、財政金融分野の協(xié)力レベルを高め、経済貿(mào)易?投資分野での両國の協(xié)力を支援していくことを強調(diào)した。

さらに、今回の対話で中日雙方は、共同の利益という前提にもとづき、金融機関との協(xié)調(diào)発展を含むやり方で、アジアのインフラ建設(shè)を推進することで合意に達した。

現(xiàn)在、多くのアジア新興経済體が軒並み、インフラ建設(shè)ブームを迎えているが、資金不足が大きな問題として立ちはだかっている。アジア開発銀行（ADB)の推計によると、2010年から2020年までに、アジアにおけるインフラ建設(shè)資金需要は少なくとも8兆ドル（約1千兆円）に達する見込み。