中國初となる衛(wèi)星測位システム「北斗」の高精度地上強化システム「中國精度」が、15日に正式にサービス提供を開始した。これは「北斗」の利用者が、基地局が架設されていなくても、世界のあらゆる地點でセンチメートル級の高精度測位サービスを受けられることを意味する。人民網が伝えた。

「中國精度」を建設した北京合衆(zhòng)思壯科技株式有限公司によると、同システムは北斗システムの重要な構成部分であり、北斗による測位サービスを基礎とし、より高精度の測位を実現(xiàn)する。高精度測位を必要とする中國の利用者の多くは、海外の地上強化システムを使用しているが、多くの費用を支払わなければならず、安全も保障されていない。中國企業(yè)が初めて獨自に建設?制御する高精度地上強化システム「中國精度」は、完全に獨自の知的財産権と支配権を持つ。同システムは中國衛(wèi)星測位産業(yè)の精度、使いやすさ、完全性の不足を補い、國家地理空間情報の安全性と自主性を保障した。（編集YF）

「人民網日本語版」2015年6月17日