アメリカのコンサルティング會社が16日に発表した獨(dú)立調(diào)査の結(jié)果によると、2014年、100萬ドル以上（約1億2000萬円）の個人資産を持つ中國人世帯は400萬世帯にも上り、世界第二位になった。アメリカに次ぐこの數(shù)字は、日本の「100萬ドル資産世帯」の4倍に當(dāng)たる。北京青年報(bào)が伝えた。

同日のボストンコンサルティンググループの報(bào)告書によると、昨年のアメリカの「100萬ドル資産世帯」は700萬世帯で、世界最多である。これに比べ中國の「100萬ドル資産世帯」は去年より100萬世帯増え、増加數(shù)が最も多い國になり、合計(jì)400萬世帯に達(dá)した。これは世界第二位であり、日本は第三位だった。アジアの國では2014年の「100萬ドル資産世帯」は100萬世帯であった。ボストンコンサルティンググループの定義によれば、「100萬資産世帯」は現(xiàn)金、株券、その他の金融資産を含め個人資産が100萬ドル超の世帯であり、不動産、コレクション、持ち株、贅沢品はその中に含めない。

同報(bào)告書は、中國の「100萬ドル資産世帯」の個人資産の増加は好調(diào)な株式市場の恩恵によるものとみている。しかし中國の「100萬ドル資産世帯」の數(shù)は増加しているものの、ボランティア活動に身を投じる人の數(shù)は依然として多くない。2012年の米経済誌フォーブスの記事のよると、中國の「超富裕層」のボランティア団體を持つ割合が比較的低い。2011年、中國の「超富裕層」のうち7％のみがボランティア団體を設(shè)立している。これに比べ、アメリカ、イギリス、フランスの「超富裕層」の半數(shù)以上がボランティア団體を有している。（編集JK）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月18日