師村妙石氏の作品 良渚の響きシリーズ1?「雲(yún)」

■「愛」を用いて、戦爭に対し「NO」と訴える

今回の師村氏の展覧會(huì)は、非常に「中國色」が色濃く出ている。中國的な要素を使用しているだけでなく、さらに中國社會(huì)や國情、時(shí)代の変化なども鋭く察知している。北京五輪を記念して中國に寄贈(zèng)した社會(huì)主義の核心的価値を內(nèi)容とする「中國の夢(mèng)?十二祈望」という10點(diǎn)の篆刻作品は、師村氏が日本人の視點(diǎn)から中國の発展過程を記録したものだ。今回の展覧會(huì)の最大のテーマは、「愛」だ。これは、抗日戦爭勝利70周年を記念した作品であり、かつて中國を侵略した日本の國民が表現(xiàn)した祈りでもある。師村氏は、作品の創(chuàng)作の意図について、「同展覧會(huì)は大連での展示が終了した後、7月15日から煙臺(tái)で始まる。どちらもかつて日本の侵略に遭った都市であり、この展覧會(huì)を通して日本人の気持ちを表現(xiàn)したいと思っている」と真剣な表情で語った。

師村妙石氏の作品「2度と戦わない」