買収や再編を通じ、同集団は世界最大の食糧生産地である北中南米と世界最大の食糧ニーズの増加を抱えたアジアの新興市場(chǎng)との間に、安定した食糧需給のルートを構(gòu)築した。川上には港灣のふ頭があり、貿(mào)易グループがあり、リスクコントロールがあり、中國(guó)はこの安定した、世界全體をカバーする食糧供給ネットワークの川下にある輸出先の一つになった。川上の食糧供給能力と中國(guó)國(guó)內(nèi)の港灣ふ頭、加工物流能力、ブランドのルートが結(jié)びつき、世界の食糧生産地から中國(guó)人消費(fèi)者に至る食物の通り道を敷き、中國(guó)の食糧の安全保障を確保した。総合的産業(yè)チェーンの構(gòu)築を通じ、同集団は真に規(guī)模と実力を備え、運(yùn)営力、財(cái)務(wù)力、競(jìng)爭(zhēng)力も兼ね備えた世界的企業(yè)になった。

▽新しいモデル

先の端午節(jié)（舊暦5月5日、今年は6月20日）の連休期間に、同集団の中糧我買網(wǎng)では、米國(guó)のサクランボ、オーストラリアの牛ステーキ、フランスの赤ワイン、北歐のサーモンなどの海外直輸入食品や國(guó)內(nèi)の高品質(zhì)の農(nóng)産品が順調(diào)な売れ行きを示した。

「世界を買う」はすでに始まっている。「世界を売る」はこれから盛んになる見込みだ。

同集団は現(xiàn)在、ブラジルの大豆油をインドに売り、アルゼンチンの豆かすをインドネシアに売り、チェコの小麥を英國(guó)に売る。寧董事長(zhǎng)は、「現(xiàn)在、中糧集団は中國(guó)人が運(yùn)営する國(guó)際的企業(yè)に変身した。中國(guó)向けに食料を調(diào)達(dá)するだけでなく、中南米の食料を歐州に売ったり、黒海地區(qū)の食料をアジアに売ったりしている」と話した。