在米國中國大使館の朱海権報道官は現(xiàn)地時間10日、いわゆる「中國のハッカーが米政府高官の個人メールボックスに侵入した」との米メディアの報道を否定し、「中國はいかなる形のサイバー攻撃にも反対する。米側(cè)の『マイク外交』はいかなる問題の解決にもならず、正反対の結(jié)果をもたらすだけだ」と表明した。中國新聞社が伝えた。

　米NBCは米側(cè)の匿名の情報官の話を援用して、中國のサイバースパイがオバマ政権の國家安全?貿(mào)易擔當の全ての「高官の個人メールボックス」に侵入したとした。中國のハッカーは有用な情報を盜んだ以外に、米高官のメールアドレス帳を盜み、彼らの同僚や友人にサイバー攻撃を仕掛けたという。中國がこうしたサイバー攻撃を仕掛けた時間はクリントン前國務(wù)長官が個人のメールボックスで公務(wù)を処理していた時期と重なり、クリントン長官のメールボックスもサイバー攻撃の対象となっていた可能性を示唆する。

　こうした米メディアの報道に対して、在米國中國大使館の朱海権報道官は中國新聞社の取材に「中國の政府および機関はいかなる形のサイバー攻撃にもかかわらず、參加していない。中國はサイバー攻撃の主要な被害國だ。中國側(cè)はいかなる形のサイバー攻撃にも斷固として反対し、こうした行為を厳しく取り締っている」と表明。「國を跨ぐサイバー攻撃の取締りには國際社會の協(xié)力強化が必要だ。いわれなき非難をし、マイク外交を行うのはいかなる問題の解決にもならず、正反対の結(jié)果をもたらすだけだ」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月11日