「従軍看護(hù)婦」として來(lái)た中國(guó)で女主人公は日本軍が中國(guó)の一般人を殺害するのを目撃する。

■ 中日のネットユーザーが熱く議論

豪華出演者であるにもかかわらず、同ドラマの視聴率はそれほど伸びなかった。それでも日本でも一定の注目を集めた。日本の視聴者は、SNSで感想などを書(shū)き込んでいる。同ドラマの公式サイトだけでも、1千件近くのコメントが寄せられており、うち最年少の投稿者はわずか12歳だった。ある14歳の男の子は、「このドラマを見(jiàn)て、人類(lèi)の尊厳やほこり、愛(ài)を奪った戦爭(zhēng)についてよく考えなければならないと思った」と感想を述べている。

別の中學(xué)生も「これまでは戦爭(zhēng)系の映畫(huà)をあまり見(jiàn)ることはなかった。でも、今年は終戦70年で、重大な節(jié)目だから、見(jiàn)ることにした。今、多くの人が戦爭(zhēng)のことを全く知らずに生きている。このドラマを見(jiàn)て、歴史の全てを知ったわけではないけど、少なくとも平和の大切さを知った」とコメントしている。

中國(guó)大手 SNSサービス?豆瓣（douban）にも、同ドラマを見(jiàn)た中國(guó)のネットユーザーからコメントが寄せられている。例えば、「このドラマは、抗日戦爭(zhēng)をテーマにし、本質(zhì)は普遍的価値が主旋律。センセーショナルや苦しい思い、博愛(ài)、平和などを訴えている。でも、デリケートな話題は避け、『敵』があまり登場(chǎng)していないため、中國(guó)人と日本人、両方の感情が考慮されている。近年では進(jìn)歩とも言えるだろう。それでも、戦爭(zhēng)の殘忍さだけに偏っていて、客観的に、戦爭(zhēng)について冷靜に反省するという観點(diǎn)に欠けているという點(diǎn)は、はっきりさせておかなければならない」、「戦爭(zhēng)をテーマにした日本のドキュメンタリー系の作品はたくさん見(jiàn)た。でも、日本は侵略戦爭(zhēng)に対する反省の念を示すことはなく、単に戦爭(zhēng)は誰(shuí)にも益を及ぼさず、今後絶対に戦爭(zhēng)を起こしてはいけないということを伝えているだけ、というのが一番の印象」と、「反省の姿勢(shì)が見(jiàn)られない」という聲も多く寄せられた一方で、「このようなテーマのドラマが制作されるのは珍しい。小さな個(gè)人の観點(diǎn)から、戦爭(zhēng)を描き、家族の愛(ài)や人情の大切さを伝えている」、「家族愛(ài)が詰まり、人情という角度から平和を呼び掛け、戦爭(zhēng)の殘忍さを明らかにしている！この點(diǎn)からして、積極的な印象を受けた。登場(chǎng)する中日両國(guó)の一般人に、いい人もいれば悪い人もいる。とても客観的。どこでも、いい人もいれば悪い人もいるもの」と肯定的な聲も寄せられている。