「爆発事故現(xiàn)場の中心部には、猛毒のシアン化ナトリウムが一體どれくらい保管されていたのか？」という疑問が、広く世間の注目を集めている。この問題について、安全生産作業(yè)を擔(dān)當(dāng)している天津市の何樹山?副市長は、17日午前に行われた天津港爆発事故第7回記者會見において、「シアン化ナトリウムの量は、700トン前後とみられる。爆発現(xiàn)場の中心部で流出したシアン化ナトリウムは、17日までにほぼ回収され、処分が終わっている」と述べた。新京報が報じた。

何副市長のコメント內(nèi)容は次の通り。

瑞海公司が倉庫に保管していたシアン化ナトリウムは、約700トンとみられている。捜査の結(jié)果、それらの大部分が、爆発中心部の0.1平方キロメートル以內(nèi)に集中していたようだ。

爆発中心部に保管されていたシアン化ナトリウムの処理策として、以下3種類の措置が講じられた。

1. 爆発によって流出したものについては、1カ所に集め、過酸化水素水または他の化學(xué)品で中和処理を?qū)g施した。

2．広範(fàn)囲に分散したものは、土や砂利で高さ約1メートルの「コファダム（囲われた空間）」を作り、その中に密封した。

3．容器が破損していないものについては、速やかに現(xiàn)場から搬出し、専門業(yè)者が処理した。

爆発が起きた時、爆発による衝撃波によって、周辺のコンテナが破損したほか、猛毒の化學(xué)製品がコンテナの枠に突き當(dāng)たり、破壊されたコンテナの中に流入したものまであった。このような狀況に対処するため、16日から、爆発中心部のコンテナに入っていた猛毒化學(xué)製品の回収作業(yè)を始めた。我々は、具體的な対策プランを練り、全國から集めた専門家や専門チームを組織した。あらゆる危険品の処理は終了し、制御可能な狀態(tài)となった。 （編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月18日