日本國(guó)內(nèi)で消費(fèi)が振るっていない現(xiàn)在、2015年のブランド品好調(diào)がすべて日本の消費(fèi)者のおかげというはずはない。2014年下半期、円の対人民元レートは上半期に比べて20％下がり、中國(guó)人観光客の日本での購(gòu)買意欲を直接刺激した。ビザの面でも、日本は「マルチビザ」の申請(qǐng)條件をさらに緩和し、年収20萬(wàn)元以上であれば3年以內(nèi)のマルチビザ申請(qǐng)が可能となった。またこれまで日本に行ったことのある観光客なら、年収10萬(wàn)以上でこの種のビザの申請(qǐng)が可能となった。これらの政策は、日本のぜいたく品店により多くの顧客を送り込むものとなっている。

日本のテレビ局のNHKがこのほど発表した統(tǒng)計(jì)データによると、外國(guó)人観光客の日本での消費(fèi)額は一人當(dāng)たり15萬(wàn)円に達(dá)する。つまり10人の観光客の日本での消費(fèi)額を合わせれば、日本人の年間の日本での消費(fèi)額を超えてしまうということになる。また今年第1四半期、中國(guó)人の日本での平均旅行消費(fèi)は30萬(wàn)円を突破した。日本の観光庁のデータによると、3月末までに今年は92萬(wàn)人を超える中國(guó)人観光客が日本を訪れている。

統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)人観光客の第1四半期の日本での消費(fèi)額は2775億円に達(dá)し、世界の観光客の約4割を占め、昨年同期比で64.4％増加し、連続5四半期にわたって過去最高を更新した。具體的な消費(fèi)の中身を見ると、飲食や娯楽よりも、中國(guó)人は買い物にお金を使う傾向がある。日本での消費(fèi)で2位につけるオーストラリア人が娯楽重視の消費(fèi)方式を特徴としているのに対し、中國(guó)人観光客のショッピングの平均額は18萬(wàn)円近くに達(dá)し、日本での消費(fèi)の約60％を占めている。

日本の財(cái)務(wù)省も、中國(guó)人観光客が日本の観光業(yè)を引っ張っていることを認(rèn)めざるを得なくなっている。2014年度の報(bào)告によると、日本の観光業(yè)はここ55年で初めて貿(mào)易黒字となり、黒字額は2099億円に達(dá)した。外國(guó)人観光客の消費(fèi)の4分の1は中國(guó)人によるものである。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月22日