改革開(kāi)放スタートから30數(shù)年の時(shí)間を経て、経済規(guī)模は世界2位に躍進(jìn)し、中國(guó)は名実ともに世界の大國(guó)となった。同時(shí)に、中國(guó)は國(guó)連安保理の常任理事國(guó)でもあり、國(guó)際的な責(zé)任を著実に果たしてきた。

▽事実2：人類(lèi)運(yùn)命共同體をともに建設(shè)するには、中國(guó)がより多くの責(zé)任を擔(dān)う必要がある。債務(wù)免除や支援は重要な方向性の一つ。

國(guó)連が最も発展の遅れた國(guó)として認(rèn)めた國(guó)のリストのうち、アフリカが半數(shù)以上を占める。中國(guó)のアフリカ支援のスタートは1956年と早かった。

周知のように、當(dāng)時(shí)は中國(guó)自身も困難な狀況にあり、それでもアフリカに無(wú)償資金協(xié)力を行っていた。そこで中國(guó)は支援を通じて人心を買(mǎi)収し、被支援國(guó)をコントロールしようとしているとの憶測(cè)も生まれた。このような疑念に対しては、周恩來(lái)総理が64年にアフリカを訪問(wèn)し、中國(guó)政府の対外支援に言及した際、いかなる條件も出さず、いかなる特権も要求しなかったことを述べておく。

中國(guó)は政治的な見(jiàn)返りを要求しなかったが、國(guó)際社會(huì)の舞臺(tái)における中國(guó)の地位と名聲は日に日に高まり、當(dāng)時(shí)の西側(cè)諸國(guó)が中國(guó)を孤立させていた狀況がうち破られた。これは金銭では買(mǎi)うことのできないものだ。1971年に中國(guó)が國(guó)連で代表権を認(rèn)められたことが、その最もよい例証だ。毛沢東主席は當(dāng)時(shí)、「國(guó)連の128の加盟國(guó)のうち、われわれに賛成票を投じた國(guó)は76あり……アフリカ諸國(guó)が26だった。アフリカの兄弟たちがわれわれを國(guó)連に押し上げてくれた」と述べた。

現(xiàn)在では習(xí)近平主席が「人類(lèi)運(yùn)命共同體」の理念をうち出し、中國(guó)の発展が他國(guó)の利益を犠牲にするという代償を求めることは決してしないこと、他人に損失を與えて己の利益とすることや、自國(guó)の利益のために他國(guó)を盾にするようなことは決してないことを強(qiáng)調(diào)する。中國(guó)が今、最も発展の遅れた國(guó)の債務(wù)を免除する際には、いかなる條件も出さないし、他國(guó)の利益を犠牲にすることもない。