米國紙「ニューヨークタイムズ」によると、中國共産黨は、新しい5カ年計(jì)畫の重點(diǎn)は引き続き成長モデルを転換させ、輸出やインフラ?工業(yè)分野への投資に対する依存度を引き下げ、より持続可能な消費(fèi)主導(dǎo)型の成長モデルに転換することにあると明確に述べる。新5カ年計(jì)畫では環(huán)境保護(hù)の支出が増え、社會福祉の予算が増えるとともに、金融分野のさらなる自由化が推進(jìn)され、これには人民元の國際化も含まれるものと予想される。臺灣紙「旺報(bào)」の報(bào)道では、「新常態(tài)」の下、十三五の最優(yōu)先任務(wù)は引き続き「安定的成長」を達(dá)成することであり、中國の経済規(guī)模が2020年に2010年の倍になり、中所得國の仲間入りすることを確実にするだけでなく、これには國民生活の改善という意義もあり、特に貧富の格差の縮小という意義もある。十三五の最も重要な精神は國民が衣食住に困らないようになることから全面的にバージョンアップして、質(zhì)のともなったより品位のある生活ができるようになること、大陸部で言われてきた全面的な小康社會（ややゆとりのある社會）が実現(xiàn)することにあるという。

中國は一定の成長ペースを維持する必要があり、成長モデルを転換させ、産業(yè)構(gòu)造を調(diào)整し、長期的発展の安定を確保する必要もあり、これがまさに中國の前に今橫わたる一連の難題だ。シンガポール紙「聯(lián)合早報(bào)」は26日、「中國は改革を経て新たなページをスタートさせる重要な時(shí)期にある」との論考を掲載し、次のように伝えた。中國のような巨大なエコノミーがモデル転換とバージョンアップを果たすのは確かに難しいことで、巨漢が宙返りをしたり労働者が情報(bào)技術(shù)（IT）の達(dá)人になったりするようなもので、すぐにできることではなく、困難を克服しながら前に進(jìn)んでいくしかない。1978年の改革開放スタートを中國が世界の舞臺に向かっていく始まりだとするなら、2001年の世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）加盟は世界とつながるための第1歩であり、十三五期間は経済が中所得國の罠を突破するための重要な時(shí)期になる。成功するか失敗するか、それは制度改革によって決まる部分が大きい。

「ザ?ディプロマット」は、「五中全會は『中國モデル』の次の章の始まりであり、まさに中國指導(dǎo)者の習(xí)近平氏が2014年に述べたように、容易でみんなが喜ぶ改革はすでに終わった。おいしい肉の部分はすべて食べてしまった。殘されたものはなかなかかみ砕けない硬い骨だ。……改革がどれほど困難であろうとも前に向かって進(jìn)んでいくしかない」と伝えた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月28日