お隣の韓國でも「ヨウカー」という言葉が流行している。中國語の「遊客」(観光客の意味)と同じ発音で、中國人観光客を指しており、報(bào)道の中でよく使われ、注釈なしでニュース報(bào)道によく出てくる。爆買いとヨウカーを比較してみると、ヨウカーの方が客観的だ。中國語を直接訳したもので、わかりやすく受け入れやすい。韓國のサイトでこの言葉を検索すると、どうやって中國人観光客を呼び込むかといった情報(bào)が出てきて、中國人観光客のリピート率の低さの原因について検討するものばかりだ。
ヨウカーには「豪快な」といった枕詞がつくが、日本人に比べて、韓國人の方が中國人の行動(dòng)をよく理解している。韓國の友人達(dá)が率直に述べたところによると、20年ほど前に韓國人が海外で買い物に熱中していた時(shí)にも大きな荷物や小さな荷物をせっせと運(yùn)び、あれこれ頭を悩ませていた。だから今の中國人観光客の行動(dòng)を意外だとは思わない。さらに言えば、中國人観光客の買い物は全部が自分のためではなく、親戚や友人への贈(zèng)り物の方が多いのだ。これらをひっくるめて「爆買い」というのは、少し言い過ぎだと思われる。
ドイツの哲學(xué)者ヴィルヘルム?フォン?フンボルトは、「1つの言葉においても、言葉のつらなりにおいても、言語とは一種の精神の活動(dòng)であり、一種の真の精神の創(chuàng)造的活動(dòng)である。どの言語においても、こうした精神の活動(dòng)のすべてに獨(dú)自性が備わる」と述べた。同じく中國人観光客を描寫しても、國によって生まれる流行語は異なる。このような文化的な思考方法の違いは、中國人観光客がじっくりと味わい、つぶさに検討するに値するものだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月25日
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