14日、熊本県を震源とするM6.4の巨大地震が発生。當(dāng)時(shí)、陝西省文物局が主催し、同省文物交流センターが共催する特別展「始皇帝と大兵馬俑」が福岡県太宰府市にある九州國立博物館で、開催中だった。同センターによると、同博物館は地震に伴い、臨時(shí)休館中。文化財(cái)120點(diǎn)は無事という。西安晚報(bào)が報(bào)じた。
熊本地震発生後、陝西省文物局と文物交流センターは地震狀況に注目し、すぐに日本側(cè)の主催者である東京國立博物館やNHKと連絡(luò)を取った。日本側(cè)の報(bào)告によると、地震発生後、すぐに文化財(cái)専門家を派遣して、展示されていた文化財(cái)120點(diǎn)の狀況を確認(rèn)。兵馬俑10點(diǎn)を含む、全ての文化財(cái)が無事だったという。
同センターの関係責(zé)任者によると、地震発生後すぐに連絡(luò)した時(shí)は、日本側(cè)は、大きな地震だったものの、太宰府市でははっきりした揺れを感じなかったと説明。九州國立博物館も大地震に耐えられる構(gòu)造で、展示物には影響がないという。
「始皇帝と大兵馬俑」は、1年かけて日本の3カ所で開催。まず、東京國立博物館で昨年10月27日から今年の2月 21日まで開催され、48萬人の來場者を集めた。2カ所目となった九州國立博物館では、3月15日から6月12日まで開催の予定。ただ、地震の影響で現(xiàn)在は中止となっている。最後は、大阪國立國際美術(shù)館で、7月5日から10月2日まで開催される。
同センターによると、地震の影響が長引くようであれば、貴重な文化財(cái)を中國にすぐに送り返す可能性もあるという?,F(xiàn)在、全ての文化財(cái)は安全な狀態(tài)にある。同センターは今後、日本側(cè)と連攜して必要な予防措置を講じ、文化財(cái)の破損を防止する。日本側(cè)は、中國側(cè)のアドバイスや意見を受け入れ、文化財(cái)の安全を第一に、必要な対策を講じている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月19日
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