20年余りもの長(zhǎng)い間延々と続く「化石のような料金」と呼ばれる攜帯ローミング料金の廃止を求める聲がますます高まっている。中國(guó)工業(yè)?情報(bào)化部（?。─悉长韦郅?、微博（ウェイボー）の公式サイトでこの件に関する聲明を発表した。これによると、同部は現(xiàn)在、電信料金の市場(chǎng)化されたシステム下におけるローミング料金の廃止について前向きに検討を進(jìn)めているという。今後も引き続き、未利用の市內(nèi)通話?長(zhǎng)距離通話?ローミングの定額パック料金（長(zhǎng)市漫一體）をめぐる利用者のニーズに対応するよう各通信事業(yè)者を指導(dǎo)し、電信料金関連法案を制定?発表し、ローミング料金廃止への取り組みを加速させる方針だ。北京商報(bào)が伝えた。

実際、大手通信各社はこれらの市場(chǎng)の動(dòng)きをいち早く察知し、各社共に市場(chǎng)戦略に手を付け始めている。同部は聲明の中で、「通信大手3社はすでに、頻繁に出張するユーザーを?qū)澫螭趣筏渴袃?nèi)通話?長(zhǎng)距離通話?ローミングの定額パック料金プランを打ち出すと同時(shí)に、仮想移動(dòng)體通信事業(yè)者(mvno)に提供する各種電気通信役務(wù)の料金プランも打ち出している。これらはいずれも、ローミング料金が発生しないパック料金で、現(xiàn)在すでに10元（1元＝約17円）前後にまで下がり、ユーザーの4割ちかくがこのようなプランを選択している。また出張しないユーザーはローカル使用をさらにお得にした料金プランを選ぶ傾向がある」としている。

資料によると、攜帯ローミング料金は2G時(shí)代に登場(chǎng)し、舊郵電部が1994年発表した「攜帯電話機(jī)の管理と攜帯電話料金基準(zhǔn)の調(diào)整を強(qiáng)化するための通知」に攜帯電話に対して、1分ごとに0.6元の自動(dòng)ローミング料金を徴収すると定めている。2008年、同部は、「國(guó)內(nèi)ローミング通話料金の上限を1分あたり0.6元とする」と正式に定めた。もともとローミング料金が設(shè)定された目的は、発展程度が異なる地區(qū)の格差を是正し、立ち遅れた地域の通信ネットワーク建設(shè)にある種の資金を上乗せするためであったことは否定できない。だが、中國(guó)が5G時(shí)代へと歩みを進(jìn)めていく中で、通信基地局の建設(shè)は熟練、安定化していき、舊態(tài)依然のローミング料金はもはや時(shí)代にそぐわない存在となってしまった。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月26日