中國(guó)にも、最も技術(shù)が不足していた時(shí)代、「冷蔵庫(kù)を壊す」勇気をもって製品のアップグレードを追い求めた企業(yè)があった。しかし株価が急上昇すると、一部の企業(yè)は利益を全て株式投資につぎ込み、國(guó)外メーカーのテレビの技術(shù)革新を黙って見(jiàn)ているだけになった。最も資金が不足していた時(shí)代には、自動(dòng)車を売って研究開(kāi)発に取り組む人もいた。しかし不動(dòng)産価格が高騰すると、不動(dòng)産投機(jī)に走る人が増え、工場(chǎng)さえも不動(dòng)産物件に建て替えられてしまった。最も名聲?評(píng)判が不足していた時(shí)代、多くの中國(guó)ブランドは製品の質(zhì)と獨(dú)自の特色を武器に臺(tái)頭した。しかししばらくすると、多くのブランドは外資に売卻されるか、悪質(zhì)な価格競(jìng)爭(zhēng)に巻き込まれた。中國(guó)の実業(yè)が、強(qiáng)大化とモデルチェンジ?アップグレードのチャンスを逃したのは全て、「手っ取り早く金を稼ごうとした」ことが原因だ。もう二度と取り戻せないチャンスもある。
ここ數(shù)年の世界の製造業(yè)を見(jiàn)てみると、世界的な金融危機(jī)の打撃を受けた國(guó)のほとんどは、改めて実體経済を重視し始めている。米國(guó)本土の製造業(yè)は大きく回復(fù)し、裝備製造業(yè)の上昇幅はドイツをも超えるほどだ。日本も「製造業(yè)復(fù)活」を打ち出し、ものづくりに関して優(yōu)れた技能、経験を有する6千人以上の熟練技能者を「ものづくりマイスター」として認(rèn)定?登録し、製造業(yè)の第一線で働く技術(shù)者や熟練工の育成に取り組んでいる。ドイツは「インダストリー4.0」プロジェクトを推進(jìn)し、カスタム化?デジタル化された生産モデルを打ち立て、製造業(yè)のスマート化への転換を図っている。中國(guó)も遅れてはいられない。國(guó)家が打ち出した「メイド?イン?チャイナ2025年」計(jì)畫や、消費(fèi)市場(chǎng)がますます高い品質(zhì)と機(jī)能を追及している狀況は、中國(guó)の実業(yè)家たちに新たな成長(zhǎng)の余地をもたらした。また、知的財(cái)産権の保護(hù)の完備や、「匠の精神」への社會(huì)的な認(rèn)可がますます強(qiáng)まっていることも、イノベーションの新たな保護(hù)?奨勵(lì)メカニズムを提供した。モノづくりに熱中する企業(yè)は今、新たな成長(zhǎng)のチャンスを迎えている。
世界金融危機(jī)が発生した年、営業(yè)マンから代表取締役に出世したある日本の企業(yè)家は「日本では、『金のためなら何をやってもいい』という考えは通用しない。一歩ずつ著実に、汗水流して働くというのが正道だ」と語(yǔ)った。「メイド?イン?チャイナ」にも多くの「トウモロコシを育てる」人が必要だ。自分の畑を耕し、大切に育て、1年に1度でも、すばらしい作物を育て上げられれば、持続可能な発展という未來(lái)を収穫することができる。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年5月11日
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