ソウル、札幌、バンコク、サムイ島、プーケット。これは、上海のある3歳の子供が旅行したことのある場(chǎng)所だ。生活水準(zhǔn)が向上するにつれ、飛行機(jī)で旅行に出かける子供が増加し、行く場(chǎng)所もより遠(yuǎn)くなっている。北京晩報(bào)が伝えた。

中國(guó)の旅行サイト?攜程網(wǎng)がこのほど、2016年第一四半期(1-3月)のデータを基に「子供の飛行機(jī)搭乗報(bào)告書(shū)」を発表。今年、飛行機(jī)を利用する子供はさらに低年齢化し、子供を二人連れて旅行に出かけるというのがブームになりつつある。同分野の予約は前年同期比3割増となっている。特に、海外旅行に出かける子供が急速に増加しており、その數(shù)は前年同期比82%増となった。攜程網(wǎng)を通して飛行機(jī)のチケットを予約した旅行者のデータを見(jiàn)ると、中國(guó)の子供は世界の132の國(guó)?地域に出かけている。

同報(bào)告書(shū)によると、飛行機(jī)に乗る子供の數(shù)は日に日に増加しており、その年齢もますます若くなっている。小學(xué)校に入學(xué)する6歳の子供で線引きすると、それより若い年で飛行機(jī)に乗る子供の割合が年々増え、15年の第一四半期の48%から、今年の第一四半期は51%に増えた。

「世界はこんなに広いのだから、子供が小さい時(shí)からできるだけいろんな所に連れて行きたい」という考えが、70後(1970年代生まれ)、80後(1980年代生まれ)の若い夫婦の間で流行し、飛行機(jī)に乗る子供の低年齢化が進(jìn)むと同時(shí)に、子供たちはより遠(yuǎn)くの世界へ足を踏み入れるようになっている。

同報(bào)告書(shū)によると、子供がよく旅行に出かけている國(guó)は、日本や韓國(guó)、東南アジア、香港、マカオ、臺(tái)灣。人気の海外旅行先は、上から順に香港、臺(tái)北、バンコク、シンガポール、プーケット、ソウル、東京、大阪、チエンマイ、マカオだった。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月1日