トップ10のうち中國メーカーが5席
IHS Technologyの世界の液晶テレビブランドトップ10によると、中國のテレビメーカーの出荷臺數(shù)も増加しており、16年は順位を大きく上げると見られている。サムスン、LGの韓國勢を除くと、海信、TCL、創(chuàng)維、海爾、長虹の5社が入り、日本のメーカーは初めてトップ5から姿を消している。各メーカーの16年の予想出荷臺數(shù)を見ると、トップ10だけで全體の72.8%を占めている。うち、TCLは1350萬臺、創(chuàng)維は1200萬臺、海爾は700萬臺、長虹は680萬臺と予測されている。同5社の出荷臺數(shù)は計5000萬臺を超えている。
業(yè)界関係者によると、中國のテレビメーカーは、中國の巨大な市場のメリットを頼りに、中國市場で、サムスンとしのぎを削ることになりそうだ。特に、この先數(shù)年は、中國のメーカーがコア技術(shù)の點で成長すると見られている。例えば、創(chuàng)維が先頭を走るOLED産業(yè)がある。また、インターネットが急速に普及しているのを背景に、インターネットメーカーも続々とテレビ業(yè)界に參入している。家電関連のコンサルティングを手掛ける奧維雲(yún)網(wǎng)の統(tǒng)計によると、16年、テレビ市場には、インターネットメーカー18社が參入しており、その販売臺數(shù)は1000萬臺を突破。シェアは21%に達している。
中國市場で中國と韓國のブランドが一騎打ち
IHS Technologyの予測によると、16年、世界の液晶テレビ市場は昨年並みの2億2千萬臺規(guī)模。業(yè)界関係者は、「韓國のサムスンとLGは、世界市場において今後も優(yōu)位性を誇る。しかし、中國市場では中國のメーカーが立ちはだかるだろう。中國市場では、中國と韓國のメーカーが一騎打ちを繰り広げるだろう。サムスンはその爭いを受けて立ち、価格面でのメリットや発売時期などの面で、攻撃を仕掛けてくるだろう。また、中國市場をターゲットにした技術(shù)や商品も次々に打ち出す」との見方を示している。
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