
イギリスの大學評価機関「クアクアレリ?シモンズ社(QS)」が14日、2016年度版のアジア大學ランキングを発表。トップは今年もシンガポール國立大學で、2位香港大學、3位シンガポール南洋理工大學と続いた。中國からは清華大學が5位、北京大學が9位に入った。中國網(wǎng)が報じた。
同ランキングには昨年から50校増えて計350校がランク入り。企業(yè)や學界からの評判、教員あたりの學生數(shù)、教員一人あたりの論文引用數(shù)、外國人教員の割合、留學生の割合などのほか、今年からは博士教員數(shù)と授業(yè)のクオリティが、評価の指標に加わった。
トップ10には、香港から最多の4校、シンガポール、韓國、中國大陸部から2校ずつが入った。清華大學は昨年の11位から5位にランクを上げた。
全350校には、香港、澳門(マカオ)、臺灣を含む中國の大學から計124校が入り、その內(nèi)訳は、中國大陸部から82校、香港から7校、臺灣から34校、澳門から1校だった。日本からは74校、韓國からは54校が入った。また日本の東京大學は13位だった。
QSシンクタンクの中國シニアディレクターの張博士は、「中國政府は教育にもっと力を入れ、教育體制の全面改革を継続的に拡大しなければならない。また、大學にさらに多くの自主権を與え、大學が海外進出できるよう積極的に奨勵しなければならない。そして、世界へ大きな影響をもたらす國際的連攜を展開し、世界の優(yōu)秀な人材が中國で學習、実習、仕事、起業(yè)するよう導き、さらに多くの世界一流の大學や學科を構(gòu)築しなければならない」と指摘している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月15日
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