「対戦相手はKOしたが、審判にはかなわず」。先日行われたリオ五輪ボクシング男子49kg級(jí)の試合を例えるとするなら、この表現(xiàn)ほど適切なものはないだろう。羊城地鉄報(bào)と楚天都市報(bào)が報(bào)じた。

相手選手を倒したにもかかわらず、判定は「負(fù)け」

試合當(dāng)日、中國(guó)代表の呂斌選手は3ラウンド戦ったが、ケニアのベテラン、ピーター?ムンガイ選手（35）に敗れ、次の試合に勝ち進(jìn)むことはできなかった。試合の記録動(dòng)畫(huà)をみると、呂斌は幾度となく相手選手をコーナーに追い詰め、反撃できなくさせており、手を高く上げて歓喜する場(chǎng)面も見(jiàn)られたが、審判による最終判定でムンガイ選手の勝利となった。ムンガイ選手とその選手団は突然の勝利に、一瞬戸惑いを見(jiàn)せながらも歓喜した。

試合後、呂斌は「審判が私の夢(mèng)を奪った」と胸の內(nèi)を語(yǔ)った。また、五輪ボクシング種目の元金メダリストの鄒市明氏は、「完全に呂選手が優(yōu)勢(shì)だった。事実を尊重して欲しい。これでは一種の潰し行為だ。公正さを求める」とコメント。