今月20日、重慶市で開催された世界観光都市連合會(huì)で、2015年から2016年までの「中國公民海外（都市）旅行消費(fèi)市場調(diào)査報(bào)告」（以下、「報(bào)告」とする）が発表され、80後（1980年代生まれ）と70後（1970年代生まれ）が中國人海外旅行者の主力であり、全體の7割を超えていることがわかった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同報(bào)告によると、現(xiàn)在、中國は世界最大の海外旅行市場であり、最大の海外旅行消費(fèi)國となっている。関連データによると、ここ5年間の中國人海外旅行者數(shù)の年平均成長率は20％に達(dá)している。2015年、中國人海外旅行者數(shù)は延べ1億2千萬人となり、前年同期比10.09％増。中國人海外旅行者の消費(fèi)総額は2150億ドル（約21兆5000億円）で、前年同期比30.3％増となった。

同報(bào)告によると、中國人海外旅行者を魅了する要素は以下の4つに分けられるという。

(1)絶景、山?川の風(fēng)景、海の風(fēng)景、歴史遺産、生態(tài)環(huán)境などの自然風(fēng)景。

(2)友だちのおすすめやテレビ番組のCMなどの口コミ。

(3)外國獨(dú)特の雰囲気や美食などの風(fēng)土。

(4)有名な場所やまだ行ったことのない場所などに対する好奇心。