第12回北京‐東京フォーラムが9月27日9時に東京で開幕した。今回のフォーラムの全體テーマは「世界やアジアの平和、発展に向けた中日の役割と協(xié)力」。中日両國の政界、経済界、學(xué)術(shù)界、メディア界からゲストやパネリスト約500人が出席した。會期は2日間となっている。人民網(wǎng)が伝えた。

同フォーラムでは公益財団法人國際文化會館理事長で元國際連合事務(wù)次長の明石康氏や中國國際出版集団総裁の周明偉氏、日本外相の岸田文雄氏、駐日本中國大使の程永華氏、中共中央宣伝部副部長で中國國務(wù)院新聞弁公室主任の蔣建國氏、元內(nèi)閣総理大臣で北京‐東京フォーラム日本側(cè)最高顧問の福田康夫氏、中日友好協(xié)會會長で元國務(wù)委員の唐家セン氏（センは王へんに旋）がそれぞれ基調(diào)講演を行う。

程永華氏は挨拶で中日関係について分析するとともに、今回の北京‐東京フォーラムの議題についての提言と期待を示した。

程氏は「近年、中日関係は深刻な困難に直面し、國交正?；詠碜瞍鈪棨筏ぞ置妞岁垽盲?。その悪影響は両國関係の改善過程において今も度々現(xiàn)れている。中日関係を非常に重視し、中日関係の改善に盡力する中國側(cè)の基本的立場が変わったことはない。先日、習(xí)近平主席はG20杭州サミット期間に安倍晉三首相と會談した。両國首脳は両國関係のプラス面の拡大とマイナス面の抑制、両國関係の改善に努力するべきとの考えで合意した。習(xí)主席は、來年の中日國交正常化45周年、再來年の中日平和友好條約締結(jié)40周年など重要な契機を把握し、中日関係の前向きな発展を後押しする必要性も指摘した」と述べた。

程氏は挨拶で雙方の來賓が重視すべき4つの課題を提案した。

（１）相互の認識と位置づけをあるべき姿に調(diào)整する。近年、世界経済には複雑で深い変化が生じ、中日両國の國情にも転換が生じている。雙方は共に中日両國の前途、命運及び現(xiàn)在が緊密に結(jié)びついていることを認識するべきであり、両國が互いに協(xié)力パートナーとなり、脅威とならず、相手國の平和的発展を支持するという重要な政治的共通認識を長期にわたり堅持しなければならない。時代の潮流と両國民の共通利益に合致する共存の道を見出さなければならない。