中國に進(jìn)出したドイツ企業(yè)がこのほど発表した「2016年ビジネス信頼感調(diào)査報(bào)告書」によると、中國経済の改革が投資環(huán)境に積極的な影響をもたらすと評価するドイツ企業(yè)は50％に満たなかった。これについて、商務(wù)部（商務(wù)省）の沈丹陽報(bào)道官は、「一部の企業(yè)は経営面で一連の困難にぶつかり、以前ほど楽観的ではいられなくなった。これは理解できることだ。だがこの報(bào)告書は同時(shí)に、調(diào)査対象企業(yè)の70％が來年の業(yè)績は今年並みか今年の水準(zhǔn)を超えると予測することも伝える。実際のところ、中國政府が投資環(huán)境の改善で行ってきたたゆみない努力が、世界各國の間でますます多くの理解と積極的な評価を勝ち取っている」とコメントした。

沈報(bào)道官は、「中國歐州連合（EU）商會も最近、『ビジネス信頼感調(diào)査2016年』を発表し、同様に中國進(jìn)出したEU企業(yè)の3分の2以上が利益を上げたと回答し、2分の1近くが中國での経営規(guī)模拡大を計(jì)畫中だと答えたことを明らかにした。中國が把握したデータをみると、EU出身の多國籍企業(yè)は一般的に対中投資を好感する。今年1～10月のEU28カ國の対中投資は実行ベースで同41.5％増加し、ドイツの増加幅は86％に達(dá)した。投資先は資金集約型と技術(shù)集約型の大型プロジェクトが多く、投資する側(cè)にはドイツの一連の有名多國籍企業(yè)がずらりと並んだ。フォルクスワーゲン（VW）、BMW、アウディ、ダイムラー、BASFといった企業(yè)の対中投資が大幅に増加しており、ここからドイツを含む多國籍企業(yè)の中國に根を張り、じっくりと市場を開拓して発展を遂げようとする決意がうかがえる」と述べた。

同部によれば、このほど明らかになった中國米國商會の調(diào)査結(jié)果では、會員企業(yè)の60％以上が中國を世界3大投資先の1つと考えており、68％が対中投資計(jì)畫を拡大すると答えたという。國際連合貿(mào)易開発會議（UNCTAD）が発表した「2016年世界投資報(bào)告書」によれば、中國は引き続き世界で最も吸引力をもった投資先國の一つだ。さきに浙江省杭州市で行われたG20（主要20カ國?地域）ビジネスサミットや福建省廈門（アモイ）市で行われた中國國際投資貿(mào)易商談會などには、世界の他國的企業(yè)が積極的に參加しており、ここから対中投資に対する多國籍企業(yè)の揺るぎない信頼感がうかがえるとしている。

沈報(bào)道官は、「私たちは外資系企業(yè)が中國の投資環(huán)境を客観的に正確にみて、引き続き対中投資への信頼感を確固としたものにし、中國経済のモデル転換?バージョンアップの中にあるチャンスをしっかりと捕まえ、対中投資を絶えず拡大し、よりよい発展の成果を得るよう努力することを願う」と強(qiáng)調(diào)した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月5日