當(dāng)時(shí)の偽満州國(guó)時(shí)代の教育に比べ、昭和時(shí)代の日本國(guó)內(nèi)では、青少年に対する洗脳教育が狂気をはらんだレベルにまで達(dá)していた。舊日本軍元兵士の成迫正則さん（89）は、「我々が受けた教育は『?jiǎn)Dいた、咲いた、桜が咲いた。日の丸旗、萬(wàn)歳、萬(wàn)歳。進(jìn)め、進(jìn)め、兵隊(duì)進(jìn)め』というようなもので、まさに軍國(guó)主義そのもの」と述べた。

櫻井さんの満蒙開(kāi)拓団について記した「靜岡県と『満州開(kāi)拓団』」には、元開(kāi)拓団のメンバー240人による証言が記録されている。植民地支配と罪深い戦爭(zhēng)を自ら體験したメンバーたちは、軍國(guó)主義教育を反省し、今日の日本の教育に懸念を示している。

櫻井さんは、「現(xiàn)在の教育は昔と違いというよりも、むしろ共通點(diǎn)がますます生まれてきており、それが大きな問(wèn)題だ」との見(jiàn)方を示した。

高齢のメンバーをさらに懸念させているのが、歴史の真相をますますうやむやにしている日本の教科書(shū)だ。日本ではかつて東京大學(xué)の家永三郎教授（當(dāng)時(shí)）が日本政府を相手に教科書(shū)裁判を起こし、數(shù)十年にわたる一連の裁判の中で部分的な勝利を勝ち取っている。

同チームの山辺悠喜子さんは、「出版社は裁判で勝利したため、南京大虐殺のことも731部隊(duì)のことも教科書(shū)に載せた。ところがその教科書(shū)を採(cǎi)用する學(xué)校はなく、出版社が出したいろいろな本も売れなかった。日本政府が推薦しなかったので、採(cǎi)用する學(xué)校がほとんどなかったからだ。そうした良心的な出版社がどんどんつぶれていった」と振り返った。

敗戦から70數(shù)年が経ち、日本の教科書(shū)における侵略や加害の歴史は空白となり、現(xiàn)在の日本の學(xué)生たちの歴史に対する認(rèn)識(shí)を曖昧にしているだけでなく、上の世代や後の世代にも影響を及ぼすようになっている。

日本の明治學(xué)院大學(xué)の張宏波教授は、「戦後72周年を迎えた今日だが、日本の大學(xué)生の親たちが受けてきた教育では日本による中國(guó)への侵略戦爭(zhēng)について詳細(xì)に教えていないため、ほとんどが理解していない。そのため、家庭內(nèi)での教育においても、この點(diǎn)についてすっぽり抜け落ちている」と指摘している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月19日