食後のひととき、家の前でお喋りに興じる郎岱古鎮(zhèn)の住民（撮影：王欽）

郎岱古鎮(zhèn)は、貴州省六盤水市六枝特區(qū)の南部にあり、有名な「古郎山」と「岱山」が名高く、「郎岱」と呼ばれている。郎岱古鎮(zhèn)は悠久の歴史を誇り、古代では政治的中心としての地位を確立し、その文化と政治は衰えることのない古鎮(zhèn)の魅力と特色に溢れている。古鎮(zhèn)の「郎岱八景」はさらに見事な美しさを誇っている。人民網(wǎng)が伝えた。

古鎮(zhèn)に足を踏み入れると、目に入るところはすべて、道沿いの建物の大きさや色が統(tǒng)一され調(diào)和がとれており、各店舗も非常に秩序を保って配置され、標(biāo)識(shí)や広告も整然と掲げられ、建築?歴史?文化が極めて特徴的だ。道の両側(cè)には、江南徽式の趣ある建物が並び、一體化しており、建物の窓格子には精緻な彫刻細(xì)工が施され、靜寂感を感じない人はいない。古鎮(zhèn)を歩くと、美しい風(fēng)景が至るところで見ることができ、攜帯端末を手に取れば、すぐに美しい風(fēng)景寫真が撮影でき、古鎮(zhèn)の古風(fēng)な素樸さと純粋さを記録することができる。

郎岱古鎮(zhèn)が擁しているのは、美しい景色だけではなく、數(shù)々のグルメも好評(píng)を博している。郎岱糕（カステラ）、郎岱味噌、郎岱肉餠（ミートパイ）、郎岱涼粉（ところてん）などが、観光客の間で人気となっている。晝間の古鎮(zhèn)では、騒がしく賑やかな場(chǎng)面が展開するが、夕方には別の顔を見せる。通りの商店は次々と店を閉め、店の入り口に住民が三々五々集まり夕涼みを楽しみ、その日の収穫を分かち合う。観光客はゆっくりと通りを橫切り、心地よい夜風(fēng)にあたり、靜けさを心から楽しむ。

郎岱鎮(zhèn)は、古代文化と現(xiàn)代発展との融合のなかで、「生産?都市インタラクティブ、農(nóng)業(yè)?観光一體、風(fēng)景?文化融合」の発展構(gòu)想にのっとり、特色ある風(fēng)景?文化?観光を核心として、1千年におよぶ夜郎文化に依拠した古鎮(zhèn)改造?景観創(chuàng)造?飲食ブランド構(gòu)築に取り組み、グルメ?宿泊?観光?ショッピング?娯楽などの観光要素を絶えず改善し、牂牁江と黃果樹景勝地の重要観光エリアを集中して建設(shè)し、名実ともに備わった文化名鎮(zhèn)と産業(yè)強(qiáng)鎮(zhèn)の確立を目指している。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月27日