▽音聲調(diào)整師：音癡の歌も心地よい歌聲に

張華さんはプロの音聲調(diào)整師だ。家に録音スタジオを作り、この仕事を始めてから10年以上になる。大學(xué)生の時(shí)にバンドをしていて、アルバムを出したこともある。その頃から音聲調(diào)整の仕事を始めた。「音の修正は主にソフトを使う。録音した?jī)?nèi)容の音高を可視化し、音の長(zhǎng)さとイントネーションを編集する。畫像処理のフォトショップに似ているが、自分は耳と目で作業(yè)をする」という。

忙しい時(shí)には、一日で10曲以上の仕上げをすることがあるという。「上手な人の歌なら、少し音の修正をするだけで、ものの10數(shù)分で作業(yè)は終わる。音癡の人だと、2時(shí)間以上かかる。音聲を整えた歌の動(dòng)畫は、音聲を整えていないものに比べてクリック數(shù)に10倍近い開きができる。音を整えることで、微博（ウェイボー）、中継は相當(dāng)のファンを獲得できる」。

料金は顧客によって異なり、「高い時(shí)は1曲につき1千元（1元は約16.3円）以上を請(qǐng)求するが、一般的な調(diào)整なら1曲あたり數(shù)百元」という。

▽設(shè)備もバージョンアップ：マイクに「中継」スイッチ、カメラに美顔機(jī)能

コンピューターの前での動(dòng)畫中継と攜帯電話での動(dòng)畫中継と、どちらもよくあることだが、コンピューターの中継設(shè)備は攜帯よりも複雑だ。黃さんは、「うちが設(shè)備1セットを整える場(chǎng)合の予算は大體2萬(wàn)元から3萬(wàn)元になる」と言って、リストをみせてくれた。パソコンと推奨設(shè)定（コアi5以上のCPU、8GB以上のメモリ、GTX1050Ti搭載のグラフィックスボード）、トップ部分が移動(dòng)可能なライトと部品、常設(shè)ライトとフラッシュディフューザーおよび専用臺(tái)、調(diào)整可能な円形補(bǔ)助ライトと臺(tái)、撮影設(shè)備と球形の小型雲(yún)臺(tái)および臺(tái)、外部設(shè)置音聲カード1機(jī)、コンデンサーマイク2本と臺(tái)、その他に必要に応じて一連の設(shè)備を整えるという。

こうした中継設(shè)備は、オンラインで購(gòu)入するほか、オフラインの店舗でも手に入る。杭州市の百脳滙數(shù)碼城をのぞくと、「マイク、ヘットフォン、音聲カード、最も基本的な動(dòng)畫中継設(shè)備のセット」が売られていた。店員は、「一通りの設(shè)備が大體400～500元でそろう」と説明した。もちろんよりハイレベルの設(shè)備にすれば數(shù)千元から數(shù)萬(wàn)元かかる。店員が見せてくれた聯(lián)想（レノボ）の一體型マイクは300元ほどで、「反響」、「クリア」、「中継」などのスイッチがあり、音の高さを気軽に調(diào)節(jié)できて、音聲をより魅力にすることができるものだという。このほか美顔効果のあるカメラや補(bǔ)助燈などの設(shè)備もある。ネット動(dòng)畫中継の人気が高まり、各種設(shè)備もバージョンアップしモデルチェンジしている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年9月6日