中國國務院の関稅稅則委員會は18日に公告を発表し、米國からの輸入品600億ドル（1ドルは約112.3円）分に対する追加関稅を?qū)g施することを明らかにした。

2018年7月11日、米國政府は中國からの輸入品約2千億ドル分に対し10％の関稅を上乗せすると発表し、8月2日は上乗せ分をさらに25％に引き上げると発表した。9月18日になると、中國からの輸入品約2千億ドル分への追加関稅措置を?qū)g施し、同24日から10％の関稅を上乗せし、19年1月1日からは上乗せ分を25％に引き上げると発表した。米國の意固地な振る舞いは、中米貿(mào)易摩擦をエスカレートさせ続けている。自由貿(mào)易と多國間システムを守り、自國の合法的権利を守るため、中國はさきに公表した約600億ドル分の対抗措置リストにある商品について、追加関稅を?qū)g施せざるを得なくなった。

「中華人民共和國対外貿(mào)易法」や「中華人民共和國輸出入関稅條例」などの法律法規(guī)や國際法の基本原則に基づき、國務院の承認を受けて、同委は米國原産の5207品目の約600億ドル分の商品について、10％か5％の関稅を上乗せすると決定し、北京時間2018年9月24日午後0時1分より実施することを決定した。米國が執(zhí)拗にさらなる関稅率上乗せを行うなら、中國は相応の対抗措置を執(zhí)る構えであり、これについては別途発表する。

中國は繰り返し述べてきたように、こうした追加関稅措置を?qū)g施するのは、貿(mào)易摩擦のエスカレートを防ぐためであり、米國の一國主義や保護貿(mào)易主義に迫られてのことだ。中國は米國が貿(mào)易摩擦を停止し、中米雙方が平等で、誠実で、実務的な対話を通じ、相互に尊重し合い、相互利益?ウィンウィンの二國間経済貿(mào)易関係の大局を共同で維持し、自由貿(mào)易の原則と多國間貿(mào)易體制を共同で維持し、世界経済の繁栄と発展を共同で促進することを願う。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月19日