〇香港女性を惹きつけるのは「大陸部の生活水準の向上」
一般的な香港家庭にとって、高い物価や住宅価格はいずれも、大きな負擔となっている。一方、大陸部の生活コストは低く、キャリア発展のチャンスもかなり多い。両地の往來がますます便利になり、大陸部の一線都市の生活クオリティが、香港とそれほど差がなくなりつつあることから、ますます多くの香港女性が、大陸部男性と結(jié)婚し、大陸部に腰を落ちつけたいと願うようになっている。
〇香港女性は大陸部男性を「気前よく、寛大で、目標を持っている」と高評価
香港集思會機関行政総裁の黎黃靄玲氏は、「香港女性が大陸部男性と知り合う方法はたくさんある。學生時代に戀人同士になるケースも多く、香港の大學に進學する大陸部學生の數(shù)は年々増加している。また、數(shù)年前から、大陸部の學生に通う香港の學生も同様に増加傾向にある。インターネットのプラットフォームも、両地の男女の付き合いを後押ししている」と指摘した。
ある女性は、取材に対し、「香港で生まれ育ち、學校を卒業(yè)後、深センで仕事に就いた。その後、大陸部の男性と知り合い、結(jié)婚に至った。夫は自分より4歳年下だが、考え方や行動は、実際の年齢より大人で、ビジネスセンスもあり、有能な上、性格も真面目」としている。彼女だけでなく、取材を受けた香港女性の多くが大陸部の男性は「気前よく、寛大で、しっかりと自分の目標を持っている」と高く評価していた。
黎黃靄玲氏は、「大陸部の男性と付き合う香港女性はいずれもある程度の學識と獨立した経済力を備えており、會計士やキャビンアテンダントなどの職に就いている。このため、彼女らと同年齢の香港男性は、香港女性が結(jié)婚相手に求める條件を満たせていない」としている。
統(tǒng)計データによると、2017年の香港人口は739萬人で、男女の內(nèi)訳は、男性が46%、女性が54%。越境結(jié)婚の増加によって、香港の男女比アンバランス問題がある程度緩和されているのが実情であると同時に、香港と大陸部との関係が日ごとに緊密化していることを如実に示している。こうしたすう勢は、香港と大陸部の一般市民の相互理解を深め、お互いに対する尊重?受容を促進する上で、非常に喜ばしいことといえよう。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月30日
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