〇人口流動の背後に「産業(yè)シフト」あり、「新一線都市」が人材を惹きつける魅力上昇

汪教授は、「北京と上海の二大都市は、數(shù)年前から、『大都市病』の治療を推進、定住政策の厳格化を進めている。また、高速鉄道とインターネットは、リアルとバーチャルという2つの次元から、都市間格差を縮小し、『新一線』都市は、『車線変更?追い越し』のチャンスを摑むことが可能になった」としている。

「一帯一路（the Belt and Road）」建設(shè)という國家戦略を利用し、「列車にけん引される都市」と稱される鄭州は、立地面での優(yōu)位性を大いに発揮し、境界內(nèi)外を繋ぎ、東?中?西部に放射する物流ルートの中樞としての地位を確立し、「世界から買い世界に売る」という目標(biāo)に向かって邁進している。2018年6月、北京で頑張ってきた張紅超さんは、退職して鄭州に赴き、経済技術(shù)開発區(qū)にある貿(mào)易企業(yè)に就職した?！溉瞬母偁帳せ工氡本─吮趣?、私はここでより良い職に就くことが可能で、キャリア発展の可能性も高い」と張さん。

國內(nèi)の第三者調(diào)査機関?麥可思（MyCOS/マイコス）研究院の調(diào)査結(jié)果によると、2018年度卒業(yè)生の勤務(wù)地として最も多かったのは「新一線都市（37％）」で、伝統(tǒng)的な「一線都市（31％）」を上回った。また、マイコスが発表した「2017年度大學(xué)卒業(yè)生の卒業(yè)半年後の研修クオリティに関する追跡評価」によると、2017度大學(xué)學(xué)部卒業(yè)生の勤務(wù)都市別満足度は、北京76％、上海74％、広州71％、深セン70％だった。一方、杭州は、北京に続き75％だった。

〇大都市の重點目標(biāo)は「精密化管理」

中央経済政策會議では、「地域の強調(diào)発展を促進する」方針が明確に打ち出された。中心都市の周辺に対する影響力を強め、高品質(zhì)発展のための重要なサブ推進力を形成しなければならない。都市化発展を推進し、城鎮(zhèn)ですでに就職している農(nóng)村からの流動人口の定住作業(yè)を確実に実施し、「2020年に定住者1億人」という目標(biāo)の達成を督促し、大都市の精密化管理レベルを高める必要があるとした。

華南都市研究會の會長を務(wù)める曁南大學(xué)の胡剛?教授は、「中國の多くの?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）の人口はヨーロッパの人口大國1國分に、省會都市はヨーロッパの大國の首都分に、それぞれ相當(dāng)する。これらの省會都市は、大きく発展し、強くなっており、周辺地域に大きな影響力を及ぼし、さらには國家経済や社會全體の発展をリードする潛在力を備えている」とコメントした。

専門家は、「人口流動の新たな変化に対応するためには、それに伴い生じる公共管理をめぐる新たな問題に注目する必要がある」と指摘している。一部の都市では、定住のためのハードルが引き下がったことで、投機目的の「定住?住宅購入」が増え、「戸籍はあるが実際に居住していないという現(xiàn)象が見られるようになった。このような現(xiàn)象は、都市の公衆(zhòng)資源設(shè)計?配置?利用などの面での偏差を生み出す恐れがある。河南省社會科學(xué)院の王宏源?副研究員は、「人材誘致の鍵は、どれだけ多くの政策を発表するかという點ではなく、その政策による最終的な効果や質(zhì)にある。従來の體制?構(gòu)造に絡(luò)んでいた障害を打破するためにどれだけ力を盡くすかによって、人材誘致につながる道路や橋の完成度が異なってくる」としている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月8日