頭を前かがみにして、顔をスクリーンに近づけるという姿勢は、パソコンを利用する人々がよくする姿勢と言える。しかし、米サンフランシスコ州立大學(xué)は最新の研究結(jié)果から、こうした姿勢は頸部に大きな負(fù)荷がかかり、痛みを引き起こすと指摘している。またこうしたトラブルは、背筋を伸ばし、頭部と體を一直線上に保つよう心がけるだけで、軽減することができるとアドバイスしている。新華網(wǎng)が伝えた。
研究では、學(xué)生125人に30秒間、前かがみの姿勢をしてもらったところ、98%の學(xué)生が頭部や頸部、眼に程度の異なる痛みを覚えたと訴えた。また、筋電図によると、前かがみの姿勢をした場合、僧帽筋の張力が著しく増加していることが分かった。
研究者はパソコンを利用する際、背筋を伸ばした姿勢を保っていた場合、頭部は首のちょうど上になり、背中の筋肉もリラックスした狀態(tài)で頭部と頸部を支えることができると指摘している。一般的に頭部と頸部の重さは約5.5キログラムといわれている。もし、頭部を前に45度傾けた場合、首は1つの支點(diǎn)としての役割を果たすことになり、體はてこのように頭部と頸部の重さを支えなければならなくなる。その際、関連する筋肉にかかる負(fù)荷は重さにして20.5キログラムにも及ぶ。
そのため、研究者は、「もし長時(shí)間パソコンを操作していて、肩や頸部、背中に痛みを覚えた場合は、まず座っている時(shí)の姿勢をチェックし、できるだけ頭部と體を一直線上に保つよう心がけたほうがよい」とアドバイスしている。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月9日
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