日本の安倍晉三首相は22日、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)とモスクワで會(huì)談した。島々をめぐる領(lǐng)有権爭(zhēng)いを解消し、平和條約の締結(jié)を推し進(jìn)めて戦爭(zhēng)狀態(tài)を正式に終結(jié)することを図った。だが具體的進(jìn)展を得るのは困難と見(jiàn)られる。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
■日本は「4島返還」の立場(chǎng)を放棄か
報(bào)道によると、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は同日の非公開(kāi)會(huì)談の前に「平和條約の合意に向けて、すでに両國(guó)高官が多くの作業(yè)をしてきた。露日首脳が領(lǐng)土問(wèn)題について定期的に會(huì)って意見(jiàn)交換できることを嬉しく思う」と述べた。安倍首相は「ロシアとの経済協(xié)力の成果を歓迎する。両國(guó)外相の合意を基礎(chǔ)に、平和條約締結(jié)について意見(jiàn)交換を継続することを期待する」と述べた。
日本メディアの報(bào)道によると、安倍首相は平和條約の締結(jié)を推し進(jìn)めるため、「4島返還」という従來(lái)の日本側(cè)の立場(chǎng)を放棄して、「北方四島」(ロシア名:南クリル諸島)のうち歯舞?色丹の2島のみの引き渡しに同意することを検討している。
だが、これについてロシアのペスコフ大統(tǒng)領(lǐng)府報(bào)道官は21日「日本側(cè)から公式聲明は出ていない」とした。最近ロシアは領(lǐng)土問(wèn)題で強(qiáng)硬姿勢(shì)を強(qiáng)めている。ラブロフ外相は以前「『南クリル諸島』に対するロシアの主権を日本側(cè)は認(rèn)めるべきだ」と公に表明した。
首脳會(huì)談後の共同記者會(huì)見(jiàn)で安倍首相は「私とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は共に領(lǐng)土問(wèn)題の解決を決意しているが、その過(guò)程が容易でないことも理解している。両國(guó)外相が來(lái)月再び會(huì)談し、領(lǐng)有権問(wèn)題及び平和條約について話し合う」と述べた。プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は「露日平和條約締結(jié)の問(wèn)題において、雙方にはしなければならない作業(yè)がまだ多くある」と述べた。
■ロシア國(guó)民の7割以上が引き渡しに反対
領(lǐng)土問(wèn)題をめぐる露日の協(xié)議は民意の反対にも直面している。ロシアの世論調(diào)査機(jī)関Levada Centreが先月実施した世論調(diào)査では、平和條約締結(jié)と引き換えに「南クリル諸島」の一部島嶼を日本に引き渡すことについて、回答者の74%が「反対」であり、「支持」はわずか17%だった。
22日にはモスクワの日本大使館前で、ロシアの議員2人を含む數(shù)十人がデモを行い、「南クリル諸島」の主権を守るようロシア政府に求めた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年1月23日
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