▽専門家の見方:アップル攜帯は知る権利とプライバシー権を侵害 公職者の利用禁止を
インターネット実験室の創(chuàng)設(shè)者である方興東さんは、「このたび暴露されたアップルの『予備ポート』(バックドア)は、長(zhǎng)らく消費(fèi)者に知らされていなかった。よって一定のリスクが存在するといえる。技術(shù)支援者として、アップルは一部のデータを引き出してアフターサービスに利用することができるが、今回暴露されたデータの引き出しは技術(shù)的支援の限度をはるかに超えている」と話す。
北京瑞星科技株式有限公司のセキュリティ擔(dān)當(dāng)の唐威さんは、「今あるたくさんのインターネット企業(yè)やインターネットサイトは、程度の違いはあれいずれもユーザーの情報(bào)を引き出している。よってプライバシーの問題を定義するには、主に次の3つの観點(diǎn)があるといえる。1つ目はなぜユーザーの情報(bào)を引き出すのか。2つ目はユーザーが許可したかどうか。3つ目は引き出した情報(bào)の用途は何か、だ。アップル社はこうした點(diǎn)について説明しておらず、ユーザーの知る権利とプライバシーの権利を一定程度侵害している」と話す。
飛象網(wǎng)の項(xiàng)立剛総裁は、「今回のバックドア事件の影響を分析する際には、まずユーザーを區(qū)別する必要がある。一般のユーザーにとっては、プライバシーが大々的に漏れるという可能性はおそらく存在しない。だが國(guó)家公務(wù)員、大手企業(yè)の上級(jí)管理職、軍隊(duì)や警察の関係者などに関していえば、商業(yè)上や軍事上の機(jī)密が漏洩する可能性がある。よってこうした部門の関係者には、アップルの攜帯電話の使用を禁止するべきだ」との見方を示す。
別の専門家は次のように指摘する。「現(xiàn)在アップルのiOSのバックドアにスパイ機(jī)能があるということを示す証拠はないが、アップルが集めた情報(bào)が同社の必要性を超えていることは明らかだ。またこうした機(jī)能が存在する以上、情報(bào)機(jī)関に利用される可能性があるので、アップルは早急に修正と改善を行わなければならない」。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月29日
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