中國が開発したNIM5セシウム原子泉時計が審査に合格し、國際度量衡局が認(rèn)可する標(biāo)準(zhǔn)時計の一つになり、國際原子時の修正に參與することになった。これは中國がフランス、米國、ドイツ、イタリア、日本、英國、ロシアの7カ國に続き、國際度量衡局に國際原子時の修正への參與が認(rèn)められた國になったことを意味する。人民日報が伝えた。

NIM5セシウム原子泉時計は中國計量院が開発した第2型セシウム原子泉時計で、不確定度は1.5×10-15、誤差は2000萬年で1秒未満となっている。NIM5が世界に認(rèn)められたことは、中國のセシウム時計の研究が世界先進水準(zhǔn)に達したことを意味するが、先進國、特に米國との間にはまだ大きな開きがある。中國計量院はNIM6の開発に取り組んでおり、現(xiàn)在は調(diào)整段階に入っている。完成後の不確定度は5×10-16に達し、誤差は6000萬年で1秒未満となる。

世界で統(tǒng)一的に使用されている世界時は、國際度量衡局によって提供されている。國際度量衡局は53カ國の70以上の時間実験室に分布する400臺以上の原子時計から送られるデータの加重平均をとり、さらに同局が認(rèn)可する少數(shù)の國の度量衡當(dāng)局が保有する「世界最良の標(biāo)準(zhǔn)原子時計」データを參照し調(diào)整を行い、國際原子時を形成し、さらに閏秒の調(diào)整を経て世界時を形成する。

正確で信頼可能な時間調(diào)整システムは、重要な基礎(chǔ)的?戦略的資源で、交通、金融、電力、モバイル通信、ネットワーク、衛(wèi)星?測位などの安全に関わる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月22日